再生紙を使用した新たなサステナブル家具「Catifa Carta」お披露目

新しい息吹を持つ「Catifa Carta」

2024年11月21日から29日まで、東京のショールームにて新商品「Catifa Carta」のお披露目イベントが実施されます。このイベントは、イタリアの著名な家具ブランド、Arperの日本法人であるArper Japan株式会社によるもので、独自のサステナブルなものづくりの理念を反映した革新的なチェアが紹介されます。

Catifa Cartaの革新

「Catifa Carta」は、長きにわたり愛されてきた「Catifa」シリーズの新たな仲間として、最新のテクノロジーとデザイン哲学が融合した製品です。特に注目すべきは、そのシェルが廃棄木材から作られた29枚の再生紙を圧着成型している点です。この新たな製造プロセスにより、従来の化学接着剤を一切使用せず、100％生物由来成分の接着剤を活用しています。

持続可能な未来に向けて

「Catifa Carta」は単なる家具に留まらず、使用済みの際には特定の熱処理を経てバイオ炭に転換されるため、土壌に還元されて森の育成に貢献します。これにより、持続可能な未来を実現するための新たな価値を提供することができます。Arperは、環境への配慮を理念に掲げており、2005年には環境部門を立上げるなど、先進的な取り組みを行っています。

イベント詳細と商品ラインナップ

お披露目イベントでは、様々な脚のスタイルを持つ5種類の「Catifa Carta」が展示され、価格帯は54,000円から92,000円(税抜)です。座面サイズは従来通りの幅53cmを採用しており、様々なインテリアスタイルにマッチするデザインになっています。また、日々のメンテナンスが容易であることも、このチェアの大きな魅力の一つです。

Arperの企業理念と歴史

Arperは1989年にイタリアで設立され、グローバルなインテリアデザインブランドとして名を馳せています。彼らのデザインはミニマルながらも独特の温かみを持ち、住空間にストーリーを添えることを目指しています。環境への配慮だけでなく、モジュール化された設計を通じてリユースとリサイクルを促進するなど、持続可能な社会を形作るための家具づくりに尽力しています。