GA technologiesに後藤正徳氏が常務執行役員CTOに就任し技術力強化を推進

GA technologies、新CTO後藤正徳氏が就任

株式会社GA technologiesは、後藤正徳氏を常務執行役員兼CTO（Chief Technology Officer）に迎えたことを発表しました。後藤氏は、東京工業大学大学院を卒業後、富士通研究所での研究を経て、2006年からグーグルに入社。以降、Googleマップの初期開発から新機能に関与し、チームを率いてきました。彼の豊富な経験と技術的知見は、GA technologiesが目指すテクノロジーとイノベーションの融合、そして不動産業界における変革に大いに寄与することが期待されています。

経歴と専門性

後藤氏は、富士通研究所でストレージや高性能コンピューティングの研究・開発に従事しました。また、オープンソースソフトウェアにも積極的に貢献し、特にLinuxカーネルやDebianプロジェクトに関与していました。さらに、横浜Linuxユーザーズグループの創設メンバーとして活動し、コミュニティの発展に寄与しました。グーグルでは大規模データ処理と機械学習に関する技術開発を行い、全世界で利用されるサービスに貢献しています。2024年にはGA technologiesに参画し、同社の技術戦略の中心的な役割を担うことになります。

就任の意義

後藤氏は就任に伴い、次のようにコメントしました。「不動産業界には多くの課題があります。私の経験を活かし、開発力と組織力を高め、テクノロジーを通じて業界にポジティブな影響を与える努力を続けたい」と語っています。これは、GA technologiesの企業理念「テクノロジー×イノベーションで、生活を変える」というビジョンに基づき、自らの専門性を活かした強力なリーダーシップを発揮する意思を示しています。

代表の樋口の期待

GA technologiesの代表取締役である樋口龍氏は、後藤氏の就任を非常に高く評価しています。樋口は「世界的なテックカンパニーを目指すためには、後藤氏の知見と経験が不可欠です。彼の参加によって、OUR AMBITIONの実現に向けた取り組みをさらに強化したい」とコメントしました。後藤氏の参画は、テクノロジーの強化に向けた重要なステップであり、業界を変える力を持つと信じています。

GA technologiesの概要

GA technologiesは、不動産業界に特化したテクノロジー企業であり、ネット不動産投資サービスブランド「RENOSY」の開発・運営を行っています。また、SaaS型のBtoB PropTechプロダクトの開発にも力を入れています。会社は2013年に設立され、現在は東京都港区に本社を置いています。グループ会社にはイタンジ株式会社や株式会社神居秒算など、併せて55社が存在し、業界全体を視野に入れたシステムづくりが進められています。