水技術職選考会
2025-10-20 15:06:21

2025年技能五輪国際大会に向けた水技術職日本代表選考会が開催

2025年10月30日から11月1日までの三日間、東京都中野区に位置する東京テクニカルカレッジにて、第48回技能五輪国際大会「水技術職種」の日本代表選手選考会が行われます。この選考会には、水ingグループに所属する若手社員が参加し、最終日の午後には日本代表候補者が決定する予定です。

選考会は、水技術職種の分科会主催のもと、水ingAM株式会社や日本水道工業団体連合会など、多くの団体の後援により実施されます。参加選手数は5名で、各選手の出身地や年齢、社歴を見ていくと、原田尚輝選手(22歳、東京)、飯田絢音選手(24歳、愛知県)、藤原宅真選手(23歳、岩手県)、三澤希美也選手(23歳、長野県)、安藤魁里選手(22歳、静岡県)が選出されています。特に、原田選手と安藤選手は社歴が2年目、三澤選手と藤原選手はそれぞれ5年目と3年目で、各選手が異なる経験を持っています。

この選考会に参加する意義は多岐にわたります。まず、国内の水インフラに関わる技術者たちのスキル向上が狙いです。また、水処理全般に関連する実技力の底上げや、若手社員のモチベーション向上を図ることも目的とされています。水技術職種の選手たちが世界の舞台で競う姿は、次世代に水技術や水環境への興味を持たせる良い機会となることでしょう。さらに、指導者側の技術力やマネジメント力の向上にも寄与することが望まれています。

第48回技能五輪国際大会は、2026年に中国・上海で開催されます。この大会は、若い技術者が集まり、各国の職業訓練の振興を目的とした国際的な競技大会であり、参加選手たちは自らの技術を磨くことができます。水技術職種は、2019年に新たな競技として採用され、日本の参加は46回大会から始まりました。日本代表選手たちは初参加ながらも、過去の大会では銅メダルを獲得し、さらなる活躍が期待されています。

水技術職種における競技は、水道や下水道、汚泥処理技術に関する高度な知識と技能を要求されます。具体的には、ポンプなどの整備や流入水の変動への対応、処理水の水質分析など、幅広い領域において技術が求められます。参加選手は、満25歳以下の制限が設けられており、若手技術者が意欲的に競技に挑む場ともなっています。

水ingグループは、この選考会を通じて水処理分野における技術力向上だけでなく、地域の水インフラの持続可能性にも貢献していく所存です。水は私たちの生活に欠かせないものであり、その重要性を再認識する機会でもあります。これからも水技術の進化に目を向け、次世代に必要な知識や技能を伝えていくことが求められています。水ingグループは、地域のリアルな課題に応えるべく、今後も注力していく予定です。


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会社情報

会社名
水ing株式会社
住所
東京都港区東新橋1-9-2汐留住友ビル27階
電話番号

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