FARO CREAFORMがもたらす新たな3Dスキャン技術
カナダのケベック州レヴィに本社を持つFARO CREAFORMは、最近、製造現場での検査を一段と柔軟に行えるよう設計された次世代のポータブル光学式3Dスキャナー「MetraSCAN BLACK2」を発表しました。この新しいスキャナーは、品質管理や品質保証のチームに向けて、現実の環境で認定精度を実現し、複数の検査ワークフローを一台でこなすことができます。
MetraSCAN BLACK2の特長
新しいMetraSCAN BLACK2は、「3-in-1アーキテクチャ」を採用しており、C-Trackスキャン、スタンドアロンスキャン、プロービングの3つの機能を1台に集約しています。このため、大型部品の検査を効率的に行えるだけでなく、携帯性の高いスタンドアロンモードにも対応しています。狭いエリアでもスムーズに使用できるこの設計は、多様な製造環境での利用を可能にします。
さらに、HandyPROBE™との組み合わせにより、同一のワークフロー内でプローブ検査も行えるため、検査の柔軟性が大幅に向上します。実際、46本のブルーレーザーラインを使用し、毎秒280万測定値を取得できるこの製品は、従来のモデルに比べて約56%のデータ取得スピードの向上を実現しました。
生産性と効率の向上
MetraSCAN BLACK2のC-Trackのフレックスボリュームは46.7 m³に達し、旧モデルの3倍の容量を誇ります。これにより、大型部品の検査をわずかな手順で行うことが可能となっています。また、自動シャッター機能や単一ケーブル接続、セットアップアシスタンスツールの追加により、ユーザビリティも一段と向上しています。
この新型スキャナーは、真のスタンドアロンスキャンを採用しているため、以前のモデルと比べて携帯性が強化され、スキャンとプロービングを同時に行えることで、生産性が飛躍的に向上しました。そして、データのスピードと密度も大幅に増加し、どんな部品のサイズやセットアップでも柔軟に対応できるようになっています。
安全性と信頼性の確保
MetraSCAN BLACK2は、ISO/IEC 17025認定の校正ラボで試験を受け、ISO 10360およびVDI/VDE 2634パート3基準に基づく受け入れ試験をクリアしています。これにより、高い精度と信頼性が保証されています。
FARO CREAFORMの技術製品マネージャー、オリヴィエ・プラモンドン氏は、「MetraSCAN BLACK2は、認定精度を損なうことなく、より柔軟な検査ソリューションを提供することを目指して開発されました」とコメントしています。この優れた技術は、品質管理チームが多様なサイズの部品や環境に応じてより効率的に作業を行うことを可能にします。
まとめ
MetraSCAN BLACK2の登場により、FARO CREAFORMは今日の製造環境において求められる認定性能や生産性、ユーザビリティを兼ね備えた画期的なソリューションを提供します。これは、ポータブルメトロロジー技術がさらに進化していくことを示唆しています。
FARO CREAFORMについての詳細は、公式ウェブサイト
faro.comや
c3d.comをご覧ください。