不正利用対策を一新
統合コマースプラットフォーム「ecforce」を提供する株式会社SUPER STUDIOが、株式会社アクルが提供する不正検知・認証サービス「ASUKA」とシステム連携を開始しました。この連携により、クレジットカードの不正利用対策がさらに強化され、コマース事業者の売上を保護する効果が期待されています。
不正利用の現状と課題
2024年には国内のクレジットカード利用における番号盗用被害が513.5億円に達すると予測されています。この数字が示す通り、クレジットカードの不正利用は既に社会的な問題となっており、コマース事業者はその対策を急務としています。経済産業省が2025年に発表した「クレジットカード・セキュリティガイドライン」に従って、事業者は自社のセキュリティ対策を強化しなければなりません。
ecforceの取り組み
ecforceは、このような現状を受けて、クレジットカードの不正利用によるリスクに対処するための様々なサービスとのシステム連携を進めています。ASUKAとの連携もその一環であり、今回のパートナーシップにより、開発の必要なく最短で翌日からASUKAを利用することができるようになります。
「ASUKA」は、クレジットマスターや大量アタック、第三者による不正利用など、様々なリスクを検知する総合的な不正対策ソリューションであり、コマース事業者が安心してビジネスを進めるための強力なサポートを提供します。
システム連携の詳細
システム連携において、ecforceを利用する事業者は、「ASUKA」の機能を直接活用することで、迅速かつ簡単に不正対策を実施できるようになります。このサービスを利用することで、売上を守りつつ、よりセキュアなオンライン環境を構築できるようになります。また、40,000以上のECカード加盟店がすでにこのサービスを導入しており、その実績からも信頼性が伺えます。
今後の展望
今後もSUPER STUDIOとアクルは、コマース事業者がASUKAを活用し、更なる不正対策を行えるような支援を続ける意向です。特に、業界全体での不正利用問題の解決を目指し、両社の協力により、より安全な取引環境の実現を目指していくでしょう。
申し込み方法
このサービスを利用したい企業は、以下の手順で申し込むことが可能です。
- - すでにecforceを導入している事業者は、所定のフォームに必要事項を入力の上、申し込みが可能です。
- - まだecforceを利用していない事業者は、まずecforceの導入が必須となります。詳細はこちらからお問い合わせください。
ecforce導入事業者お申し込み
ecforce未導入事業者お申し込み
まとめ
ecforceとASUKAの連携により、コマース事業者は実効性のある不正検知サービスを手軽に利用できるようになります。この連携は、事業者が不正リスクを軽減し、安定したビジネス運営を行うための大きな一歩です。今後、より多くの事業者がこのシステムを導入し、安全な取引の確保に寄与することが期待されます。