ユサコが発表したEndNote 2025の新機能と無償アップグレードについて

文献管理の新たなスタンダード、EndNote 2025のご紹介

ユサコ株式会社の新発表

研究支援サービスを展開するユサコ株式会社が、Clarivate社が開発した人気の文献管理ソフト「EndNote」の最新バージョン2025をリリースすることを発表しました。この新バージョンは、研究者の負担を軽減し、より効率的な論文作成をサポートすることを目的としています。

EndNoteとは？

EndNoteは、学術論文を書く際の参考文献を自動で管理するためのソフトウェアです。煩雑な文献情報の整理やPDFファイルの管理、引用の挿入などを迅速に行える点で、多くの研究者に愛用されています。さらに、コラボレーション機能により、共同研究者との文献共有も簡単に実現できます。

2025年版の新機能

2025年版のEndNoteには、研究者にとって大変便利な新機能が多数搭載されています。

AI Key Takeaways

この機能は、AIを活用して各論文の重要な洞察や要点を抽出することができます。これにより、文献調査の時間を大幅に短縮し、研究の発見を促進します。読まなければならない文献が山積みの時代において、特に有用です。

Find A Journal

新たに実装された機械学習ツール「Find A Journal」は、論文と相性の良いジャーナルを提示します。論文の投稿時に、高い確率で適したジャーナルを見つける手助けをしてくれます。

Cite from a PDF

従来の方法では、PDFから引用部分を手動でコピーするのが一般的でしたが、この機能により、PDFの強調部分を簡単に論文に挿入することができるようになります。これにより、執筆作業が大幅に効率化されるでしょう。

Web of Science機能

さらに、Web of Scienceとの契約をしている場合、自分が引用している参考文献を使用した他の研究論文や関連文献をチェックすることができます。これにより、文献調査の幅が広がり、研究の深度を増すことができるのです。

注: これらの新機能は、発売前に変更される可能性があります。詳しい情報はユサコ社のニュースリリースをチェックしてください。

無償アップグレードのお知らせ

EndNote 2025への無償アップグレードも発表されました。2025年3月17日以降にEndNote 21を注文した個人や、機関用ライセンスを持つお客様は、所定の手続きを行うことで追加費用なしで新バージョンを利用できることになります。

このように、EndNote 2025は、研究を効率化するための素晴らしいツールとなるでしょう。これからの研究活動がより一層スムーズになることが期待されます。最新情報はユサコ社の公式サイトで確認できますので、ぜひ御覧ください。