リバプールFCの歴史を振り返る公式書籍が日本語版で登場!
リバプールFCの公式パートナーである講談社が、新たに『KLOPP: THE LIVERPOOL FC CELEBRATION』の日本語版である『クロップリバプールFCセレブレーション』を発行。その内容は、ユルゲン・クロップが同クラブを指揮した9年間の軌跡を描いています。この記念書籍はサッカーファンにとって、見逃せない貴重な一冊です。
9年間の革命的な変化
2024-25シーズン、リバプールFCは新監督アーネ・スロットの指揮のもと、見事にプレミアリーグを制覇しました。これは同クラブにとって通算20回目の優勝となりますが、その影には2015年から2024年までの9年間にわたるクロップ監督の多大なる貢献があります。
スロット監督は優勝後のインタビューで、クロップからの祝福のメッセージを受け取ったことを語り、ファンとともに彼の名をスタジアムで歌う光景が見られました。このように、クロップの業績は今なおクラブにしっかりと根付いています。
「信じる者へ」との意志
本書のテーマには“From Doubters to Believers”というメッセージがあり、これまでの道のりを振り返る姿勢が強く出ています。『クロップリバプールFCセレブレーション』では彼が監督に就任してから退任までの全9年間をクラブの視点を重視して記録しています。
豊かな証言が満載な本書には、フェンウェイ・スポーツ・グループのマイク・ゴードンや、著名なリバプールのレジェンドたちの声も含まれています。さらに、現役選手のモハメド・サラーやヴァージル・ヴァン・ダイクなどの証言も多数収録されており、彼らがどのようにしてクロップのもとで成長していったのかが描かれています。
思い出の瞬間とクロップの言葉
本書には2019年のチャンピオンズリーグ準決勝での「奇跡の逆転」や、30年ぶりのリーグ優勝といった特筆すべき瞬間が彩られています。また、クロップのリーダーシップ、哲学、クラブに根付いた文化も多く詰まった一冊です。
クロップ自身による序文には、彼がリバプールFCで過ごした9年間に寄せる思いとファンへの感謝がつづられています。その中では「NORMAL ONE」(ノーマルワン)や「FROM DOUBTERS TO BELIEVERS」(フロム・ダウターズ・トゥ・ビリーバーズ)など、彼の名言が数多く紹介されています。これらの言葉は当時の出来事やサポーターとのつながりを深め、ページをめくるたびに歓喜と情熱をよみがえらせます。
最後に
本書『クロップリバプールFCセレブレーション』は、サッカーファンはもちろん、リバプールFCを愛するすべての人々にとって必携の書です。素晴らしい写真やエピソードが豊富に詰まっており、未来への希望を語りかける内容が輝いています。発売は2024年6月6日、定価1,980円で、リバプールFCの公式情報を通じて詳しい情報も得られます。お見逃しなく!