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ECサイトの無料情報漏洩リスク診断が始まる

ECサイトを運営する企業にとって、顧客の個人情報やクレジットカード情報を守ることは非常に重要です。2022年4月に施行された改正個人情報保護法を受けて、情報漏洩リスクの診断サービス「secuas（セキュアズ）」が新たに始まりました。このサービスは、特にサイトに潜む脆弱性を把握し、対策を講じるための重要な第一歩です。

セキュリティを確保するために

「secuas」は、対象となるECサイトに自身の脆弱性を正確に把握してもらうため、無料で情報漏洩リスク診断を提供しています。診断を受けるための条件は、まず自社のECサイトであることが前提であり、SaaS型のECシステムを使用していないこと、さらにオフラインまたはIaaSで運用されていることが求められます。これにより、より多くの企業が、自社サイトの現状を把握し、必要な対策を立てることが可能となります。

OWASP TOP10に基づく信頼性

診断は、ソフトウェアやWebアプリケーションのセキュリティに関する国際的なガイドラインを提供しているOWASPのレポート、OWASP TOP10に基づいて行われます。OWASP TOP10は、Webアプリケーションのセキュリティ上の重大なリスクを明確にし、企業が直面する可能性のある脅威を理解するための貴重な情報源です。
このガイドラインを基にした診断は、リスクの特定と対策に役立つものと言えるでしょう。

シンプルな診断の手順

診断の手順は非常に簡単です。指定のURLから、必要情報を記入することで診断を受けられます。具体的には、会社名、担当者名、メールアドレス、パスワードを入力し、続いて診断したいサイトの名前とURLを記載するだけです。緑のチェックマークが表示されれば、診断可能という確認になります。

登録後は、即座に診断が実行され、毎日自動で診断が行われるため、結果を迅速に確認することが可能です。診断結果には、サイト内に潜むリスクの数が表示され、そのリスクの内容（例えば、情報漏洩やサービスダウンの可能性）と具体的な脆弱性情報が明記されます。この情報は、各企業が取るべき対策を考えるための重要な手がかりとなります。

発見後の対応

万が一脆弱性が見つかった場合は、早急な対応が必須です。自社で対処が難しい場合には、「secuas」に相談することも可能です。診断を通じて、見つかった問題に対して適切な措置を講じることが、今後の顧客の信頼を維持していくために重要です。

企業情報と今後の展開

「secuas」は、2021年の9月にプロトタイプ版を公開して以来、ECサイトや企業サイトなど数百のサイト診断を実施しています。2022年の改正個人情報保護法に完全対応し、今後も引き続き、企業の情報セキュリティ向上に寄与していくことを目指しています。

ぜひ、今すぐ「secuas」の無料診断を受けて、あなたのECサイトの安全性を確保しましょう。詳しい情報や診断の申し込みは、公式サイトからアクセスできます。安心・安全なECサイト運営を行うための第一歩を踏み出しましょう。

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