バンコクの新たなフルーツスポット「FRUITS HEARTS」
2024年10月25日、タイ・バンコクに新しいフルーツショップ「FRUITS HEARTS」がオープンしました。このショップは、日本の産地から直接輸入した青果物を中心に販売しており、まさにフルーツの宝庫です。
「MITSUKOSHI DEPACHIKA」内の佇まい
「FRUITS HEARTS」は、バンコクの新名所「MITSUKOSHI DEPACHIKA」の中に位置しています。このショッピングセンターは、日本の食文化を体験できる場として注目を集めており、その一角を占める「FRUITS HEARTS」は大型の青果売り場を備え、218.4㎡の広さを誇ります。
店内では、旬の日本産フルーツや加工品が豊富に取り揃えられ、さらに現地タイのフルーツも手に入れることができます。特に、りんごやぶどう、桃や梨といった季節ごとの美味しいフルーツが並び、訪れた人々を魅了します。
直接のつながりを提供する新しいビジネスモデル
「FRUITS HEARTS」は、株式会社アライドコーポレーションが手掛ける新しいリテール業務です。以前からタイ料理食材の輸入や青果物・加工品の輸出事業を展開してきた同社が、直接消費者とつながることで、日本の産地からタイの最終消費者へ新鮮なフルーツを届けることが可能になりました。
アライドコーポレーションは、食品商社として独自の流通網を構築しており、鮮度の高い商品を適正価格で提供することに力を入れています。これまでの輸出事業の経験を活かし、安価で美味しい日本産フルーツを広く届ける新たな挑戦となります。
地元食材とのコラボレーション
このショップでは、フルーツサンドやカットフルーツ、スムージー、焼き芋なども取り扱っており、バラエティ豊かな商品がそろいます。特にフルーツサンドは、2024年12月7日からの販売が予定されており、多くのフルーツファンの期待が寄せられています。
また、今後は「FRUITS HEARTS」の売り場を利用して、日本の都道府県の県産品フェアも開催予定です。特に福島県とは、2025年夏に桃をテーマにしたイベントを企画中であり、日本の青果物の魅力を広めるための取り組みが進められています。
「FRUITS HEARTS」の将来について
アライドコーポレーションは、消費者が日本の美味しいフルーツを手軽に手に入れることができる未来を描いています。2015年から始まった青果物の輸出事業は、当初の12.8トンから2024年度には1,500トンに増加する見込みです。これは、中間層の消費者が手に取れる価格で日本のフルーツを提供するためのパートナーシップの結実でもあります。
「FRUITS HEARTS」は、バンコクの最新スポットとして、日本産フルーツの美味しさを世界中に広め続けるアイコンとなることでしょう。