コスモエコパワー株式会社は、Amazonと新むつ小川原ウィンドファームにおけるコーポレートPPA契約を締結しました。この契約により、Amazonは同風力発電所から生まれる再生可能エネルギーを20年間にわたり供給を受けます。
コーポレートPPAは、発電事業者と需要家が再生可能エネルギー由来の電力や環境価値を長期的に購入する契約です。近年、企業が再生可能エネルギーを安定的に調達する手段として注目されています。
コスモエコパワーは、コスモエネルギーグループとして「2050年カーボンネットゼロ」の実現を目指しており、本契約は同社の再生可能エネルギー事業の拡大に貢献するものです。
新むつ小川原ウィンドファームは、青森県むつ市小川原に建設されており、発電設備容量は33MWです。同風力発電所は、2024年中に運転を開始する予定です。
今回のコーポレートPPA契約は、企業が再生可能エネルギーを積極的に利用することで、地球温暖化対策に貢献できることを示す好例です。今後、日本でもコーポレートPPAの契約がさらに増加すると予想されます。
コーポレートPPAとは?
コーポレートPPAは、再生可能エネルギー由来の電力を発電事業者から直接購入する契約です。従来の電力会社から電力を購入するよりも、より安価に再生可能エネルギーを利用することができます。
また、コーポレートPPAは、環境価値の購入も含まれることが多く、企業は再生可能エネルギーの利用によってCO2排出量削減などの環境貢献をすることができます。
新むつ小川原ウィンドファームの概要
新むつ小川原ウィンドファームは、青森県むつ市小川原に建設されている風力発電所です。同風力発電所は、風力発電事業者のコスモエコパワーが開発・運営しています。
同風力発電所は、33基の風力発電機を設置し、発電設備容量は33MWです。年間発電量は、約8,000万kWhとされています。
コスモエコパワーの取り組み
コスモエコパワーは、コスモエネルギーグループの一員として、再生可能エネルギー事業を積極的に展開しています。同社は、風力発電事業以外にも、太陽光発電事業やバイオマス発電事業など、様々な再生可能エネルギー事業を手掛けています。
同社は、再生可能エネルギーの普及促進を通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献することを目指しています。