春ねむりが放つ新曲「愛よりたしかなものなんてない」に込めた思いとは？

春ねむりが新アルバム『LOVETHEISM』を発表

横浜出身のシンガーソングライター、春ねむりが最新ミニアルバム『LOVETHEISM』をリリースしました。このアルバムに収められた楽曲「愛よりたしかなものなんてない」は、彼女の心の内をリアルに描写した作品であり、多くのリスナーに強いメッセージを届けています。ミュージックビデオは、ロシアのワンルームアパートを舞台に、1カメ、1カット、ノー編集のスタイルで撮影されました。その中で彼女は「愛よりたしかなものなんてない」と何度も熱くシャウトしており、怒りや葛藤の感情が伝わると同時に、少しでも愛を信じている様子が伺えます。

新作『LOVETHEISM』のリリースに合わせ、12インチアナログ盤も発売されることになりました。このアナログ盤には、アルバムの収録曲に加えて、新たな形で音楽を楽しむことができる内容が詰まっています。春ねむりの音楽は、アメリカの音楽評価サイト“RATE YOUR MUSIC”で、2020年のアルバムとして日本人アーティストの中で最高位の9位にランクインし、世界的に注目を集めています。

彼女の活動は、昨年の北米ツアーが予定されていたもののパンデミックの影響で延期となり、その後6月に予定されていたヨーロッパツアーも同様に延期を余儀なくされましたが、13日にはアメリカとヨーロッパで『LOVETHEISM』の発売を迎え、多くのファンに新しい音楽を届けることができます。

『LOVETHEISM』には、「ファンファーレ」「愛よりたしかなものなんてない」「Pink Unicorn」などが収録され、彼女自身が手がけた楽曲が並んでいます。特に「愛よりたしかなものなんてない」は、春ねむりの強いメッセージが込められており、彼女のこれまでの音楽活動における一つの集大成とも言えるかもしれません。

春ねむりは、2016年に「春ねむり」として活動をスタートし、2018年には1stフルアルバム『春と修羅』をリリース。その後も彼女は数々のフェスやツアーに参加し、2020年には初めての北米ツアーも決定しています。彼女の音楽は、多くのリスナーに影響を与え、新世代のJ-POPとしての地位を確立しつつあります。

春ねむりの新たな挑戦と進化を感じさせる『LOVETHEISM』のリリースは、今後の彼女の活動にとって重要な幕開けとなること間違いありません。