宮沢賢治生誕120年を祝うイベント開催
今年、宮沢賢治が生誕120周年を迎えるのを記念して、大阪府立中之島図書館において特別なイベントが行われます。文化を創造し発信する空間として生まれ変わったこの図書館は、様々なイベントや展示会に利用される多目的スペースを備え、多くの人々が集まる場所となっています。大阪府立中之島図書館の指定管理者である株式会社アスウェルが主催するこちらのイベントは、賢治の作品をテーマにした充実した内容です。
古代の調べと東北弁で宮沢賢治の世界を体感
最初のイベントは、朗読会「古代の調べと東北弁(岩手方言)で紡ぐ宮沢賢治の世界」です。賢治の故郷である花巻の方言である花巻弁を使用した朗読に、能楽で使用される横笛「能管」の演奏が加わることで、彼の作品の世界観がより一層引き立てられます。
- - 日時: 2016年6月25日(土)18:30〜20:00(18:00開場)
- - 場所: 中之島図書館中央ホール
- - 料金: A席 2,000円、B席 1,500円
- - 主催: 大阪府立中之島図書館指定管理者 株式会社アスウェル
事前申し込みの詳細は公式ウェブサイトで確認できます。賢治の優美な世界を、朗読と音楽で感じてみてはいかがでしょうか。
童話絵本・原画展で賢治の美しい世界を楽しむ
次に開催されるイベントは「宮沢賢治生誕120年記念賢治童話絵本・原画展」です。この展示では、絵本作家による賢治の童話の原画が紹介され、作品の美しさに触れられる貴重な機会となります。
- - 日時: 2016年7月19日(火)〜8月13日(土)9:00〜18:00
(土曜日は17:00まで、日曜・祝日は休館)
- - 場所: 中之島図書館2F多目的スペース1
- - 料金: 無料
- - 主催: 大阪府立中之島図書館指定管理者 株式会社アスウェル
- - 協力: 三起商行株式会社(ミキハウス)
展示は2週間ごとに異なる作品が入れ替わり、第一弾としてこしだミカ氏の「カイロ団長」、続いてさとうあや氏の「セロ弾きのゴーシュ」が展示される予定です。賢治の作品に感銘を受け、絵本作家の自由な表現を楽しむ良い機会です。
大阪府立中之島図書館とは
1904年に設立された大阪府立中之島図書館は、112年の歴史を持つ文化的なランドマークです。美しいコリント様式の石柱が特徴の壮大な建物は、国の重要文化財に指定されています。
これらのイベントを通して、宮沢賢治の魅力や彼の豊かな世界観に触れられることは間違いありません。明けゆく文化の創造と発信に貢献するために、ぜひこの機会をお見逃しなく。
今後とも、大阪府立中之島図書館及び株式会社アスウェルの活動にご期待ください。