ファインアセットとSmartHR連携
2025-09-02 11:02:37

クラウド物品管理『fine asset』と人事労務ソフト『SmartHR』の連携開始

クラウド物品管理『fine asset』と『SmartHR』のAPI連携始動



2025年9月1日、株式会社中央システムは、クラウド物品管理システム『fine asset』が株式会社SmartHRのクラウド人事労務ソフト『SmartHR』とAPI連携を開始したことを発表しました。この連携により、企業内の資産管理が一段と進化し、社内業務の効率化が期待されます。

API連携の目的とメリット



『fine asset』は、社内での物品や備品の管理を行うためのシステムですが、従来は手動で社員情報の管理や更新を行っており、そのプロセスは時間と手間を要していました。しかし、今回のAPI連携により、SmartHRに登録されている従業員情報が自動的に『fine asset』に取り込まれるため、手作業での入力が不要になります。また、これにより人的な入力ミスも防ぐことが可能です。

主な同期情報には、社員番号や氏名、所属部署、雇用区分、入社日、退職日が含まれています。これにより、特に不定期に起こり得る中途入社や退職にともなう業務がシームレスに行えるようになります。

『SmartHR』の機能とは



『SmartHR』は、労務管理クラウドにおいて7年連続のシェアNo.1を誇るサービスで、採用から雇用契約、勤怠や給与計算まで、多岐にわたる労務手続きをペーパーレスで行うことができます。企業における人材育成や最適な人員配置をサポートするタレントマネジメント機能も備えており、データに基づく人的資本経営を実現します。

また、SmartHRのアプリストアサービス「SmartHR Plus」では、特定の業務に特化した外部サービスとの連携も可能で、企業ごとにカスタマイズできる点が大きな特徴です。これにより、各企業のニーズに合った使い方ができ、データの正確性と安全性が一層高まります。

『fine asset』の特徴



一方、『fine asset』は、什器やIT機器を含む全ての物品を一元管理することができるクラウドシステムです。スマートフォンを使った現物管理や、バーコードをスキャンすることで簡単に貸出・返却を行うことができる機能があり、効率的な業務運営が可能です。

このシステムは、導入の容易さにも重点を置いており、CSVファイルをインポートすることでスムーズな運用移行が実現できるため、従業員への教育コストを抑えることができます。また、月額1万円から利用可能で、初期費用やオプションによる追加機能もないシンプルな料金体系が魅力です。

中央システム株式会社の展望



中央システムは1981年に設立されて以来、多様な業種に対応したITサービスを提供してきました。その中で培った技術を活かし、常に時代の変化に応じた柔軟なソリューションを提案しています。今回のAPI連携もその一環であり、クラウド領域を中心に企業の生産性向上を助けることを目指しています。

この連携によって、企業はさらなる業務の効率化を図り、人材の適性な管理が可能となります。今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
中央システム株式会社
住所
東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー15F
電話番号
03-5331-3636

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