日本映像翻訳アカデミー、第33回JTF翻訳祭2024にスポンサー参加
日本映像翻訳アカデミー株式会社(JVTA)が、2024年10月24日(木)から25日(金)にかけて開催される第33回JTF翻訳祭2024にスポンサーとして参加することを発表しました。映像翻訳の需要が高まる現代において、JVTAは産業翻訳分野でもそのスキルを必要とする企業や翻訳者の支援を行い、3年連続でのスポンサーシップとなります。
スポンサーシップの意義と背景
JTF翻訳祭は、業界最大規模の翻訳・通訳イベントであり、多くの翻訳者や通訳者、さらには翻訳事業を行う企業が一堂に会します。このイベントは、最新の翻訳技術や市場動向について情報を発信し、新しいビジネス関係を築く貴重な機会です。JVTAは映像翻訳に関する知識を広めることを目的に、独自の取り組みを展開してきました。
特に注目すべきは、2018年に発行された「字幕翻訳とは何か1枚の字幕に込められた技能と理論」などの出版に加え、国内外で開催している映像翻訳体験プログラムや、セミナーシリーズの「JVTAサマースクール」があります。これにより、誰もが映像翻訳の魅力を体験できる場を提供しています。
産業翻訳における映像翻訳の重要性
最近では、社外向け広報やプロモーション動画、社内向けの会議資料・業務マニュアルの映像化など、さまざまな場面での映像翻訳の需要が急増しています。これまであまり注目されてこなかったこの分野で、JVTAは翻訳者や企業が必要とする技術や知識のサポートを行います。
過去2回のJTF翻訳祭では、JVTA主催の映像翻訳セミナーが好評でした。参加者は業界の最新情報や技術を学び、知識を深めることができました。今回も期待されるセミナーの数々は、企業と翻訳者の成長を後押しすることでしょう。
JTF翻訳祭2024の概要
今年のJTF翻訳祭は「ことばを伝える ― 情報、技術、文化、そして心を伝える」をテーマに、ハイブリッド形式で開催されます。リアルとオンラインの両方で、多彩な専門家が登壇し、参加者にとって有益な知識を提供します。会場は金沢市文化ホールの会議棟で、予定されているセミナーや展示会は、業界で活躍する多くの方々にとって非常に価値ある経験となるでしょう。
オンライン開催は10月29日(火)から11月30日(土)までの期間で予定されており、詳しい情報は公式ウェブサイトで確認できます。
日本映像翻訳アカデミーの展望
JVTAは1996年の設立以来、映像翻訳の専門家を育成する活動を継続しています。英日・日英映像翻訳をはじめ、アクセシビリティに配慮した教育プログラムも展開し、幅広い分野で映像翻訳の可能性を広げています。これからも、「語学や映像翻訳を通じて社会を豊かにする」という理念のもと、映像翻訳に関する情報を積極的に発信していくことを約束します。
公式ウェブサイトリストと詳細情報は
こちらから。
今回の取り組みを通じて、業界における映像翻訳の重要性がさらに広まり、取引先企業や翻訳者にとって新たなビジネスチャンスが生まれることが期待されます。