新LED「チッカー」
2021-07-20 11:00:54

東京証券取引所に新設された高性能LEDディスプレイ「チッカー」の全貌

あたらしい時代の幕開け、東京証券取引所はその象徴とも言えるリング型LEDディスプレイが完成しました。この度納入された「チッカー」は、株式会社日立国際電気が手掛けたもので、従来の3色文字表示ではなく、フルカラーで表現されることにより、より鮮やかで魅力的な映像を提供します。

「チッカー」は、東京証券取引所の東証Arrowsマーケットセンター内に設置されており、そのサイズは外周が約53m、内周が約46mと、まさに圧巻のスケールです。LED素子には、ヒビノ株式会社が提供する「ChromaLED」シリーズが採用され、最高水準の映像品質を誇ります。これにより、著名ブランドや自動車メーカーのショールーム、さらには放送局でもその実力を証明してきた信頼性の高い製品です。

さらに印象的なのは、株価情報をスクロール表示する際の滑らかさです。「チッカー」は、イッツ・コミュニケーションズとの協力により独自のソフトウェアも導入し、株価情報をくっきりと美しい映像で表示します。この次世代型ディスプレイは、最速3.2m毎秒のスクロール速度を実現し、見る者に驚愕の視覚体験を提供します。また、設置等に関する精密な設計と施工技術も高く評価されています。

この新たなリング型LEDディスプレイは、国内において初めて内外周両面に設置されたフルカラー大型LEDチッカーで、マーケットの象徴的存在となることでしょう。鮮やかな映像表現と高い画質、さらには安定性は、今後多くの人々に親しまれることでしょう。また、東京証券取引所という世界的な金融の中心にふさわしい顔として、その存在感を示します。

設置が進む中、一部では新しいマルチメディアの表現方法としても注目されており、今後のさらなる進化にも期待が寄せられています。現代の情報社会において、こうした新技術が果たす役割はますます重要性を増しています。ロゴや映像を通じてブランドイメージを訴求することができるディスプレイの存在は、ビジネスシーンのみならず、教育や娯楽の分野にも大きな影響を与えることでしょう。

この「チッカー」の納入を担当した日立国際電気、ヒビノ株式会社、イッツ・コミュニケーションズの3社の取り組みは、このプロジェクトの成功の重要な要素であり、今後のビジネスチャンスを広げる契機にもなるでしょう。高品質なLED表示システムが、空間に与えるインパクトとビジュアルコミュニケーションの可能性は、決して過小評価できるものではありません。市場の動向やイベント情報を、より多くの人々に効果的に伝えるツールとして、今後ますます活躍することが期待されます。

この斬新な「チッカー」が今後どのような展開を見せていくのか、目が離せません。

会社情報

会社名
ヒビノ株式会社
住所
東京都港区港南3-5-14
電話番号
03-3740-4391

トピックス(経済)

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