食品DX実現へ向けた新たな協力
株式会社スマショクと株式会社オイシスが2024年4月、新たな包括的パートナーシップ契約を締結し、食品業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することを発表しました。この提携は、食品情報の効率化や品質向上を実現するための重要なステップとして注目されています。
パートナーシップの背景
近年、食品業界では顧客ニーズの多様化や法令の改正、海外輸出に対応するための原材料情報が高度化しています。その一方で、現場では依然として紙やExcelによる情報管理が行われており、業務負荷やリスクが増加しています。このような背景から、スマショクは「次世代の食品インフラ構築」を掲げ、国内外で7,500社以上に導入されている「スマショクシリーズ」を通じて、業界のDXを推進しています。
オイシスも、自社の強みである地域との共存や新たな食の価値を提供することを掲げ、総合食品メーカーとして約600種類、約60万食の商品を生産しています。両社はそれぞれの特性を活かし、より実効性のある食品DXの実現を目指しています。
提携の目的
このパートナーシップ契約の主な目的には、以下が含まれます。
1.
業務効率化と品質向上: 食品情報を中心に業務の効率化と品質向上を図ります。
2.
法令リスクの低減: 規格書や食品表示、輸出に関する法令リスクを低減します。
3.
市場競争力の強化: 輸出拡大や営業効率化を通じて、売上の創出を目指します。
4.
次世代食品基盤の構築: 両社の人材交流による新たな基盤構築を進めます。
提携内容の詳細
具体的なパートナーシップの内容は次のとおりです。
1.
食品規格書管理のDX推進: スマショクの「スマート食品規格書」と「スマート食品表示」を用いて、食品における規格書管理を自動化し、表示作成を効率化します。
2.
輸出対応の強化: レシピや原材料情報をもとに、各国法令への適合性チェックを行い、リスク低減を支援します。
3.
営業・市場分析の高度化: オンライン営業を通じて競合商品や食品トレンドを可視化し、売上向上を支援します。
両社のコメント
オイシスの代表取締役社長、池野正明氏は、「経験や属人的な判断だけでは最適な意思決定が困難な現状を打破し、食品情報を経営基盤として活用する体制を整えます」とコメントしています。一方、スマショクの代表取締役社長、西田陽介氏は、海外のバイヤーから受けた「日本の食品は買わない」という言葉を引用し、「日本の食品業界の効率化を急がなければならない」と強調しました。
会社概要
株式会社スマショク
- - 設立: 2024年4月3日
- - 事業内容: 食品関連システム開発・運営・販売
- - 所在地: 京都府京都市北区大宮南田尻町3番地の1
- - 公式サイト: スマショク公式ウェブサイト
株式会社スマショクは、食品表示や規格書の管理に強みを持つ「スマショクシリーズ」を提供しており、すでに多くの企業に導入されています。今回の提携により、食品業界のさらなる進化と持続可能な未来の構築が期待されます。