沖永良部島のお母さんたちの挑戦
奄美・沖永良部島において、お母さんたちが中心となり設立されたNPO法人「SMAPPY(スマッピー)」が新たなプロジェクトに取り組んでいます。 SMAPPYは2021年10月に設立され、遊具付きカフェを起点にしたさまざまな支援活動を行っています。未就学児童とその保護者が自由に集える場所を提供し、子どもたちの交流や育児情報の共有を促進しています。
沖永良部島とSMAPPYの歴史
沖永良部島は奄美群島に属し、昨年世界遺産に登録された奄美大島と同じくらいの美しい自然を誇ります。離島ならではの厳しい自然環境の中で、SMAPPYは地域の人々と共に育児を支え合う活動を行ってきました。「育児を振り返ったときに喜びあふれるものに」を合言葉に、地域の親たちが子どもの育成を助け合っています。
新しい遊び場の必要性
現在、SMAPPYは土日祝日も運営しており、未就学児のきょうだいである小学生も一緒に訪れることができます。しかし、体の大きな小学生が小さな子どもたちの遊び場で遊ぶことはしばしば危険を伴うため、安全な遊びの場が求められています。沖永良部島は自然が豊かな環境ですが、雨が降ると外で遊べる場所が限られており、子どもたちには十分な交流の場が不足しているのが現状です。
このような背景から、SMAPPYは「雨の日でも小学生が安心して集まれる室内遊具場」を設ける必要があると考えています。これは彼らの育成を応援し、仲間たちとの出会いを促進する複合的な施設として期待されています。
クラウドファンディングの立ち上げ
SMAPPYは、この新たな遊具場の設立に向けた資金を集めるために、クラウドファンディングを開始しました。設立時から多くの方々に支えられてきたSMAPPYは、さらに多くの支援を求めています。「もっと多くの人たちにこのプロジェクトを知ってもらいたい」との思いから、この形を選びました。
行政とも協力しながら、充実した施設を作るための準備を進めていますが、依然として人手と資金が不足しているため、クラウドファンディングを通じて周知と支援を呼びかけています。
参加方法とリターン
参加者にはさまざまなリターンが用意されています。例えば、学習スペースへのパス、託児ご利用券、季節のオードブル、地元特産品の詰め合わせ、ネームプレート作成などがあります。これらのリターンを通じて、SMAPPYとのつながりを深め、地域の子育て環境をサポートすることができます。
結び
多くのご支援を受けて、沖永良部島の子どもたちが安心して遊び、成長できる空間が生まれることを願っています。地域の皆さんや島外の方々と協力し、より良い未来へとつなげていきたいと考えています。どうぞご協力をお願いいたします。
総合情報は、以下のリンクからご覧いただけます。
「SMAPPY」の名称は、スマイルとハッピーを組み合わせた造語であり、訪れるすべての人が笑顔になれる場所を目指しています。