唐津のミツバチ体験
2025-10-10 09:48:56

唐津市で体験するミツバチ採蜜と自然共生の取り組み

唐津市でのミツバチ採蜜体験



2025年10月4日、佐賀県唐津市相知町横枕に位置する「自然共生サイト(OECM認定区域)」で実施された「唐津ミツバチプロジェクト」の採蜜体験が行われました。このプロジェクトは、地域住民、中高生が一堂に会し、蜜蜂と自然環境について学びながら体験する機会を提供します。

今回の採蜜体験には、横枕地区の住民や鹿島市から訪れた吉田先生、唐津南高校の生徒、地元相知中学校の生徒が参加。世代やバックグラウンドの異なるメンバーが協力し、採蜜を通じてミツバチの生態や自然との共生の重要性を学ぶ貴重な時間となりました。

自然の恵み、ニホンミツバチの百花蜜



この日採れたのは、地域で育つ多様な花々から集めたニホンミツバチの百花蜜。淡いバラの香りと優しい甘さの中に、ほんのりとした酸味が加わった複雑ながらも軽やかな風味が特徴です。

昨年に続き、今年も同じような味わいが実現し、参加者たち全員でその自然の恵みを堪能しました。この採蜜体験は単なるイベントではなく、地域の生態系を実感し、持続可能な暮らしについて考えるきっかけとなったのです。

夏にひまわりを栽培



さらに、プロジェクトでは夏の蜜源植物としてひまわりも栽培しています。これにより、地域の気候や植物の生長を観察しながら、循環的な生態系の構築に取り組んでいます。唐津Farm&Foodは、これらの小さな取り組みが、持続可能な「ネイチャーポジティブ」社会の実現につながると信じています。

自然共生サイト米の収穫



加えて、この自然共生サイトエリアでは「自然共生サイト米」も初収穫されました。認定された地域で育てられたお米は、自然の水と土によって育まれ、風味豊かで栄養価の高い商品として販売される予定です。環境に配慮したこのお米は、美味しさだけでなく、地球にも優しい一品です。

今後の展望



唐津Farm&Foodでは、今後も地域住民や教育機関、行政、企業と連携しながら、環境教育や生物多様性保全活動を進めていきます。「地域の自然を守りながら、人が学び・働き・暮らす循環のモデルを作る」というビジョンのもと、次世代への教えを重視し、地域の連携をさらに強化していく予定です。

このように、唐津市では、地元住民を巻き込んだ活動が行われており、自然との調和を意識した未来の形成に向けて取り組んでいます。皆さんもこのプロジェクトに参加して、自然と共生する大切さを感じてみてはいかがでしょうか。

公式サイトや販売サイトで最新情報をチェックし、ぜひ新米の香りと自然の恵みを楽しんでください。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人唐津Farm&Food
住所
佐賀県唐津市浦5409番地7
電話番号
090-3263-4557

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