The Chain Museumが資金調達を実施しアート体験を進化させる
アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」を運営する
株式会社The Chain Museumが、資金調達を実施しました。出資元には、
りそなキャピタルをはじめ、
Goldwin Play Earth Fund、
ダイビル、
NANKAI NEXT Venturesの各社が名を連ねています。この資金を活用し、「気付きのトリガー」を日本及び世界中に普及させるために、プロダクトの開発やマーケティング、採用・組織体制の強化を進める方針です。
The Chain Museumの理念と事業内容
The Chain Museumは、「気付きのトリガーを、芸術にも生活にも。」をミッションとし、アーティストとその作品、鑑賞者との新しい関係性を探求しています。主に以下の3つの事業を展開しています:
1.
ArtSticker事業 - アーティストと鑑賞者を繋げるプラットフォーム。
2.
Gallery事業 - アートとの多様な関わり方を提供。
3.
Coordination事業 - 商業施設やホテルなどでの空間プロデュース。
これにより、シンプルなアート体験の提供から、さまざまなアート関連サービスまでを網羅しています。
5周年を迎えての新たな取り組み
「ArtSticker」は、今秋に迎える5周年を機に、アート体験を一新するためのアップデートに取り組みます。これにより、現代アートをより身近に感じられるようになることが期待されています。
現在、都内の4つの箇所—浅草、六本木、麻布台ヒルズ、京橋—でアートスペースを運営しており、2023年11月には麻布台ヒルズに
「Gallery & Restaurant 舞台裏」がオープンしました。ここでは、アートを鑑賞しながら食事を楽しめる新たな体験が提供されます。
アートとビジネスの相互作用
今回の資金調達に対する各出資者からのコメントも、The Chain Museumのビジョンに共鳴しています。
りそなキャピタルの松野氏は、「金融+で、未来をプラスに」という企業理念のもと、アートが持つ潜在的な力に期待し、同社への出資を決定したと述べています。
また、
ゴールドウインベンチャーパートナーズの金田氏は、アートとビジネスの関係を強化するチャンスとして、この出資を喜んでいると語っています。「アートを通じた新たなビジネスの可能性」を感じており、期待が高まります。
地域活性化のためのアート
さらに、
ダイビルの砂澤氏は、アートが地域の魅力を発信する力を持つことを強調し、The Chain Museumとの連携を通じて、アートを活用したまちづくりに取り組みたいとの意欲を見せています。
これにより、アートが持つ社会的価値がさらに広がることが期待されます。
アートの未来
今後、The Chain Museumは、アートの力を最大限に活用して、より多様な体験を提供し続ける意向を示しています。また、事業拡大に向けて、多くの専門職種で人材を募集しているとのことです。
アートに興味を持ち、業界をリードする一員となりたい方には、大きなチャンスがあります。
The Chain Museumは、アートの新たな可能性を探求し続け、これからの時代にふさわしいアート体験を提供していくことで、私たちの生活を豊かにしてくれる存在となることでしょう。