三菱UFJグループが国内株式取引手数料を無料化
2026年5月18日、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三菱UFJ銀行、ウェルスナビ、三菱UFJ eスマート証券の4社が共同で国内株式取引手数料を無料化することを発表しました。この取り組みは、特に投資家にとって新たな投資機会を提供するものです。
新制度の背景
これまで、株式取引には手数料が発生しており、それが多くの個人投資家にとってハードルとなっていました。しかし、2024年6月に大口取引やNISA利用者向けに手数料が無料化されたのに続き、2026年にはさらに多くの投資家に恩恵が及ぶことになります。
新たな施策としまして、SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文を利用することが条件となりますが、これによりすべての国内株式取引手数料が一律で無料化されます。これは従来の手数料体系とは大きく異なるところです。特に、選択可能な執行条件が増え、より柔軟に取引を行うことができるようになります。
SOR注文の利点
SOR注文は、複数の接続先から最も有利な取引条件を自動的に検出し、発注する仕組みです。これにより、投資家はより良い条件で取引が可能になります。また、寄成や引成、不成、IOCなどの複数の執行条件が選択できるため、自分の取引スタイルに合わせた取引がしやすくなっています。
プチ株の取り扱い
従来のプチ株(単元未満株取引)は、システムの制約から手数料の無料化の対象外でしたが、今回の施策により、その売買手数料も一律で無料となります。この点は、小規模な投資家にとって非常に大きなプラスとなるでしょう。
信用取引の金利と貸株料引き下げ
さらに、2026年6月からは、信用取引における金利と貸株料が引き下げられ、業界最安水準のコストで取引が可能になります。具体的には、制度信用取引金利は2.80%から2.80%へ、貸株料も引き下げられる予定です。これにより、他の証券会社と比べても競争力を維持することが期待されます。
大口優遇プランの拡充
また、大口優遇プランも拡充され、新たな条件が追加されることになります。取引状況によって自動的に適用される条件や、投資信託の平均残高による判定が行われます。これらの改善により、大口投資家にとってもさらに魅力的なオファーが用意されています。
投資家へのメッセージ
三菱UFJグループによる今回の手数料無料化は、特に国内株式市場における個人投資家の増加を促進するものと考えられています。株式投資に対する敷居が下がることで、より多くの人々が資産形成を行いやすくなることが期待されるのです。この流れは、日本の投資環境を一新する大きな一歩になるでしょう。
以上、三菱UFJ eスマート証券株式会社からの新施策についてお伝えしました。今後もこのような取り組みが進むことを期待したいものです。