超小型EVセミナーのご案内
2025年9月30日(火)午後1時から3時まで、株式会社Tech-Tの代表取締役であり、元トヨタ自動車およびSamsung SDIの博士(工学)である高原忠良氏によるセミナーが開催されます。「超小型EVに未来はあるか?」と題したこのセミナーは、EUでの普及や日本国内の開発状況を探ります。
EUの超小型EVの現状
近年、EUでは2人乗りの超小型EVが年間1万台以上販売されており、複数のブランドが新たな移動手段を提供しています。このタイプの車両は、14歳から15歳以上の若年層が免許無しでも運転可能で、重さを軽減するために車体外板は樹脂製が一般的です。また、無塗装仕様を採用し、コストを削減しています。この流れは、新しい移動手段として広がりを見せています。
日本の超小型EVの実情
一方、日本の市場では、一人乗りの原付四輪車が日常的に利用されています。これらは宅配サービスや構内での移動手段としても多く活用されており、特にコンパクトなサイズが魅力です。現在、複数社が二人乗りや四人乗りの超小型EVを開発しており、発売が近づいているという情報も寄せられています。
例えば、トヨタのアラコやC+pod、Fomm Oneといった車両がすでに市場に出回り始めており、高原氏はこれらの車両についての詳細を試乗動画を交えて紹介します。さらに、KGモーターズのmibotやエイムのEVMなど、開発中の新しいモデルについても触れます。
海外の市場動向
高原氏の現地調査によると、中国の地方都市や東南アジアにおいては小型EVが急速に普及しつつあり、これらの地域での市場拡大は期待されています。特に交通弱者への足としての役割が注目されています。
普及に関する課題
とはいえ、日本市場においては発売から3年足らずで生産停止となる車両もあり、超小型EVの普及にはいくつかの課題が存在します。価格、機能、法規制といった点での調整が求められています。セミナーでは、これらの課題やその解決策についても詳しく議論される予定です。
受講方法と質疑応答
このセミナーはZoomウェビナーでのライブ配信に加え、アーカイブ配信も利用可能なので、参加者は都合の良い時間に講義を視聴できます。質疑応答の時間も設けられており、参加者の疑問に直接高原氏が答えます。
新社会システム総合研究所とは
本セミナーは新社会システム総合研究所(SSK)が主催しています。SSKは法人向けのビジネスセミナーを年間約500回企画開催し、多様なビジネス環境に即した情報提供を行っています。これからの移動手段と環境問題に関心がある方々にとって、見逃せない機会になることでしょう。
【お問い合わせ先】
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SSKセミナー