大分県とJAF、真田幸村デザインの交通マナー啓発ステッカーで安全運転を促進
大分県と一般社団法人日本自動車連盟(JAF)大分支部は、横断歩行者に対する交通マナーの向上を目指し、共同で制作した啓発ステッカーの配布を2024年11月1日より開始しました。このステッカーは、2024年度版として、信号のない横断歩道での車両一時停止率向上を目的とした取り組みの一環です。
戦国武将「真田幸村」を起用したデザイン
ステッカーのデザインには、全国的にも横断歩道一時停止率が高いことで知られる長野県ゆかりの戦国武将、真田幸村が起用されています。真田幸村の武器である槍になぞらえ、「思いやり(重い槍)」というメッセージを込めることで、ドライバーと歩行者双方に、より安全な交通行動を促すことを目指しています。
大分県の一時停止率と長野県の比較
JAFの2024年調査によると、長野県は信号のない横断歩道での車両一時停止率が87.0%と非常に高い数値を示している一方、大分県は41.5%にとどまっています。この啓発活動を通して、大分県の一時停止率向上を目指す、という狙いがあります。
企業への配布と動画配信
この啓発ステッカーは、取り組みへの賛同を得られた大分県内の企業などに配布される予定です。さらに、大分県では横断歩道の歩行者優先を訴える漫画風動画を、県公式のYouTubeチャンネルで公開しています。この動画は、人気漫画家・仔鹿リナ氏によるイラストと、声優・関智一氏による真田幸村の声で制作されています。
啓発活動の特設サイト
本啓発活動の詳細については、特設サイト(https://www.oita-goodpose-project.jp/)をご覧ください。 サイトではステッカーのデザインや、動画の視聴、本プロジェクトに関する情報を確認できます。
JAF大分支部への問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、一般社団法人日本自動車連盟大分支部 推進課までお願いいたします。
住所:大分県大分市下郡南5-3-12
電話番号:097(567)7000
* 受付時間:月~金曜日 10:00~17:00
まとめ
JAF大分支部と大分県によるこの取り組みは、真田幸村という魅力的なキャラクターと、分かりやすいメッセージによって、地域住民の交通安全意識の向上に大きく貢献することが期待されます。ステッカーと動画という多角的なアプローチは、世代を問わず多くの人に訴求し、安全で快適な地域社会の実現に繋がるでしょう。今後、この啓発活動が大分県の交通安全にどのような影響を与えるのか、注目されます。