miParu(R)で健康管理
2020-04-30 15:29:56
新型遠隔医療システムmiParu(R)がプライバシー配慮で登場。健康管理を一新する技術とは
遠隔医療を進化させるmiParu(R)ソリューションの全貌
株式会社ミルウスは、新たな時代の医療を支えるmiParu(R)ソリューションの提供を2023年6月から開始しました。このシステムは、プライバシーを尊重しながら遠隔診断や健康支援を実現するためのものです。具体的には、検診記録や処方箋、血圧といった医療関連情報、さらには行動や食事、睡眠に関するライフログデータを収集・管理します。
プライバシーを重視したデータ管理
医療や生活に関するデータは個人のプライバシーに直結するため、この分野の情報は適切に管理される必要があります。kiParu(R)は、この点を特に重視し、国内の個人情報保護法や欧州の一般情報保護規則(GDPR)を遵守した設計となっています。
特に注目すべきは、サイバートラスト株式会社や株式会社デジオン、株式会社L&Sといった複数のパートナー企業と共同開発した点です。これにより、セキュリティ面でも非常に高い信頼性を確保しています。
実証試験と市場投入
北海道大学医学部との共同で実施した医療・健康情報の共有に関する実証試験や、北海道上川郡東神楽町における「野菜ポイント」の試験を通じて、miParu(R)の実用化が視野に入っています。特に注目されるのが、これまでの実証試験によってその有効性が確認されていることです。
そして6月からは、miParu(R)ソリューションの導入を検討する企業や医療機関に評価キットが提供されます。このmiParu(R) Pack-PoCは、98000円で販売され、採用先には仕様や規模に応じたさらなる支援が用意されています。
ワンストップソリューションとしての機能
miParu(R)では、ユーザーがスマホを使って簡単に医療関連情報やライフログを取得できます。そのデータはmiParu(R) Centerという暗号化処理を施したクラウドに保管され、必要な際には指定された閲覧者のみがアクセスできる仕組みとなっています。
これにより、医師や栄養士といった専門職のみが個人情報にアクセスできるようになります。加えて、LINEを用いてユーザー自身が情報提供の許諾を行うことで、安心して個人情報を管理できます。
感染症対策としての側面
昨今の感染症対策としても、ライフログの記録は効果的です。平常時にはプライバシーを保護しながらデータを蓄積し、緊急時には本人の同意をもって関連情報を確認できるため、感染者との接触可能性を明らかにすることができます。
今後の展望と大規模化の計画
miParu(R) Pack-50は小規模な導入を容易にしながら、さらなるデータ交換の安定性を追加することで、将来的には大規模化も視野に入れています。PKIとブロックチェーン技術を駆使することで、セキュリティとデータの真正性が保たれつつ、広域のサービス展開が可能となります。
株式会社ミルウスの未来へのビジョン
ミルウスはIoT時代に対応したライフログや生体情報の技術を顧客視点で凖備しており、2019年には「健康に関する情報の一括管理を目指したmiParu(R)カード」で最優秀賞を受賞しました。今後もこの流れを受け、新たな価値の創出を目指して、他社との連携を強化しながら成長していく予定です。
本ソリューションの詳細や導入に関するお問い合わせは、株式会社ミルウスにて受け付けています。
会社情報
- 会社名
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株式会社 ミルウス
- 住所
- 札幌市北区北21条西12丁目2 北大ビジネス・スプリング209
- 電話番号
-
090-8465-5310