エクソソームとNMNの相乗効果で進化する化粧品原料
化粧品業界において、老化対策は常に注目されており、抜本的な解決策を提供する製品は多くの関心を集めています。特に、今年の『第5回化粧品開発展大阪』では、アンチエイジング株式会社が注目の新原料を発表する予定です。
アンチエイジング株式会社は、2012年よりヒト幹細胞培養液を日本国内に導入し、その供給を行っています。今回同社が提案するのは、エクソソームと浸透型NMN誘導体「Pentide-NMN」を組み合わせた新しい化粧品原料です。これにより、老化に対する新たなアプローチが実現できると期待されています。
Pentide-NMNの特徴
「Pentide-NMN」は、従来のNMNの限界を克服する特性を持っています。経皮吸収性や安定性を向上させたこの原料は、皮膚に塗布することで老化抑制遺伝子であるサーチュインのスイッチを作動させることが可能です。皮膚モデルによる透過性試験や線維芽細胞を使った研究により、NAD+の増加やサーチュインの発現が確認されており、さらにはヒト臨床試験でも肌のターンオーバー機能の促進やシワの改善が示されています。
エクソソームの力
一方、同社が提供しているヒト幹細胞培養液『RemyStem』に含まれるエクソソームもまた、注目の素材です。これらのエクソソームは、老化を促進した線維芽細胞の老化状態を改善する実験結果が出ており、老化対策としての効果が示されています。エクソソームとNMN誘導体の組み合わせによる効果的な抗老化成分の開発は、化粧品業界における新たなトレンドとして勢いを増しています。
相乗効果を生む『RS Liposome 3.0E NMN』
これらの先進的な材料を組み合わせた『RS Liposome 3.0E NMN』は、エクソソームと浸透型NMN誘導体の異なる作用機序により細胞の老化を抑制する効果が期待されています。この新しい化粧品原料は、老化防止の相乗効果を生み出す可能性を秘めています。これにより、より効果的なアンチエイジング対策が実現されるでしょう。
化粧品開発展の出展情報
今後の化粧品関連イベントにおいても、アンチエイジング株式会社の活躍が見逃せません。『第5回化粧品開発展大阪』は2024年9月25日から27日まで、インテックス大阪で開催されます。ブース番号はC9-23です。新しい化粧品原料に関心のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
会社概要
アンチエイジング株式会社は、東京港区南青山に本社を構え、化粧品原料の開発に力を入れています。興味のある方は、公式ウェブサイトやお問い合わせフォームを通じて詳細情報を確認してください。