秋田県大館市に新たな地域スタジオ「ハチスタ」が開設
地域の魅力や社会課題を発信する新たな拠点が、秋田県大館市に誕生しました。その名も「ハチスタ」。このスタジオは、独立系市民メディア『8bitNews』が運営し、地域の発展に寄与することを目指しています。具体的には、大町1丁目に位置し、地域づくりを担ってきた「合同会社いしころ」が管理する施設「MARUWA三角」の中に設置されます。
4拠点目となる「ハチスタ」
「ハチスタ」は、8bitNewsが手がけるスタジオの中でも4番目の拠点です。これまでにも、東京乃木坂、岡山の瀬戸内、福島の双葉町にそれぞれスタジオが存在し、地域の特色や文化を映像を通じて発信してきました。2026年3月20日には開所式が行われ、いよいよ公式にスタートします。これにより、大館市からさまざまな情報を発信できる場が整うこととなります。
ハチスタの目的と機能
「ハチスタ」は、単なる撮影場所としてだけでなく、地域の課題を可視化する報道拠点、若者がメディアで活躍できる場、行政や市民が対話するプラットフォーム、地域企業と全国・世界をつなぐ情報発信基地としての機能を果たしたいと考えています。このように多面的な役割を果たすことで、大館市の発展に寄与することを目指しています。
地域と連携した雇用創出
スタジオ設立にあたり、地元の若者を正社員として雇用し、メディア業界でのキャリアを支援しています。これまで多くの人が「メディアの仕事」は都市部でしか得られないと考えていましたが、ハチスタが開設されることで、地元に居ながらにして映像制作や報道に関わることができる環境が整いました。この大館モデルは、今後の地域の雇用創出の新たな形を示すものとして期待されています。
発信活動はすでに始まっている
実は、ハチスタの活動はオープン前からスタートしています。大館市の地域課題や伝統文化、一次産業に対する取り組みを積極的に発信しており、災害対策や地域の特産品についてのインタビュー動画が公開されています。これにより、地域の情報をリアルタイムで届けることができ、地域住民と全国の関心を集めています。
大館市との関係
大館市は、地域コミュニティ力と豊かな伝統文化を持つ地域です。8bitNewsは、地域と世界を繋ぐメディアネットワークの構築を目指しており、大館はその象徴的な拠点と位置づけられています。この地域に新たな情報発信の流れを作り出すことで、人口減少などの課題にも立ち向かう意義があります。
代表からのメッセージ
8bitNewsの代表である堀潤氏は、「地域には、まだ語られていない物語が数多くあります。ハチスタは、地域とともに未来をつくるための拠点です」と述べています。この言葉の通り、ハチスタは地元の人々が誇りを持って働ける環境を作り、自らの地域が持つ魅力を発信していくことを目指しています。
今後の展望
ハチスタは、地域密着のドキュメンタリー制作や若者向けの映像ワークショップを行い、さらに地域企業や生産者とのコラボレーションコンテンツも制作する予定です。これにより、全国の拠点との連携を強化し、分散型配信モデルを確立していくことが期待されています。
大館市発の新しいローカルメディアモデルとして、持続可能な地域発信の形を模索していくハチスタに今後も注目です。