サステナブルな新素材、カカオデニムがデビュー
株式会社明治と株式会社ドアーズが共同開発した新しい素材「カカオデニム」が、2026年3月26日から株式会社シンゾーンにて発売されることが決定しました。このプロジェクトは、カカオ豆の種皮をアップサイクルし、持続可能な未来を目指す取り組みの一環として生まれました。
カカオデニムとは?
「カカオデニム」はカカオ豆の種皮を利用した革新的な素材で、食品製造に使われない部分を活用することで新たな価値を生み出しています。明治は「ひらけ、カカオ。」というプロジェクトを通じて、カカオの未活用部位を全て活かす取り組みを進めており、今回のコレクションはその一環です。
カカオの産地では、作業着としてデニムが広く使用されており、この背景もデニム開発のインスピレーションになっています。「カカオデニム」がシンゾーンの直営店舗と公式オンラインストアで取り扱われることで、さらなる認知度を広げることを目的としています。
カカオデニムコレクションの詳細
発売されるコレクションには、ジャケット(39,600円)、パンツ(34,100円)、スカート(28,600円)の3点が含まれます。これらの製品は、サステナブルな製造プロセスを通じて完成され、環境への負荷を最小限に抑えることに努力しています。
特にカカオデニムでは、アニリンフリーのインディゴ染料を使用し、リサイクル可能なアルミ素材をボタンとリベットに採用しています。また、レーザー技術を用いた洗い加工により、排水量の削減にも取り組んでいます。
生地の特長
この新素材は、従来の綿デニムと比較して軽くて柔らかく、速乾性にも優れています。主に植物由来の素材で構成されていることから、生分解性もendizcomponentです。つまり、環境に配慮したデニムを履くことで、持続可能なファッションの一翼を担うことができるのです。
開発の背景
「カカオデニム」を開発する過程では、カカオバイオプラスチックの特性を考慮し、細くて軽い糸の開発が行われました。具体的には、「カカオ繊維」をベースに、周囲を綿で覆った二層構造の糸が生まれ、これによりデニム製造に耐える強度を持たせることに成功しました。
シンゾーンでは、素材選びからシルエットまでこだわり、ユニセックスで展開するシルエットを採用し、さまざまなシーンでの使用に対応できるよう工夫されています。デニムを着用することに抵抗のある方でも、この新しい体験を通じて、彼らのスタイルに合った製品を見つけていただきたいという願いも込められています。
まとめ
サステナブルな未来に向けて、カカオデニムコレクションは新たな可能性を提示しています。私たちのファッションの選択がどのように地球に影響を与えるか、そしてその影響を少しでも軽減するにはどうすればよいのか、考えるきっかけとなるプロダクトです。カカオデニムコレクションをぜひ手に取り、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。