新ソフト「IM10/CS」登場
2024-07-24 16:03:59

電磁ノイズに強い製品開発をサポートする新ソフト「IM10/CS」発売

電磁ノイズ対策の新たな一手、IM10/CSの登場



株式会社東陽テクニカは、2024年7月24日(水)より、最新の伝導イミュニティ試験ソフトウェア「IM10/CS」の販売を開始します。本製品は、電子機器や自動車における電磁妨害波への耐性を評価するために必要なイミュニティ試験を行うためのソフトウェアで、信号ケーブルや電源ケーブルを通じて侵入する電磁ノイズに対抗する力を測定できる画期的なツールです。

イミュニティ試験の重要性


私たちの日常生活には、電磁ノイズを発生させるさまざまな電子機器が存在します。これらの機器は、互いの電磁妨害の影響を受けやすく、強力なノイズによって誤動作を引き起こす可能性があります。そのため、製造業界では製品の発売前にイミュニティ試験を実施し、電磁ノイズにさらされた際の耐性を確認することが極めて重要となっています。特に、無線通信技術の進化に伴い、電磁ノイズの影響が製品性能に与えるリスクが増大しているため、これに対応した適切な試験手段が求められています。

東陽テクニカの長年の経験から生まれた新たなソフトウェア


東陽テクニカは、40年以上にわたりEMC(電磁環境両立性)関連の測定と試験に取り組んできました。旧製品の「IM5」シリーズは、幅広い試験機器に対応できる柔軟性を持ち、これまでに1,100本以上の販売実績を誇ります。このたび、IM5シリーズの技術を基に新たに開発されたのが、伝導イミュニティ試験向けソフトウェア「IM10/CS」です。今後、EMC性能の向上に貢献することが期待されます。

ソフトウェアの特長と利点


「IM10/CS」は、さまざまな動作モードを持つ試験対象機器と使用する結合器の組み合わせを一元管理できる機能を備えています。このため、ユーザーは試験の自動化や複雑な試験ケースの管理が容易になります。特に、試験のモニタリングを人間ではなく自動化することで、試験エンジニアの負担を軽減し、試験時間を大幅に短縮することが可能です。

また、外部システムとの連携を容易にするAPIを用意し、さまざまな試験が自動化できるプラットフォームを採用しています。この機能により、より多くの種類の製品に対して高効率なイミュニティ試験を行うことができ、電磁ノイズに強い製品の開発をサポートします。

TECHN取り扱いや資産の透明性を誇る東陽テクニカ


本製品は、2024年7月24日(水)から26日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「TECHNO-FRONTIER 2024」の第37回EMC・ノイズ対策技術展で初披露されます。ブース番号は2E-18です。この展示会は、最新の技術トレンドを知る絶好の機会で、IM10/CSの詳細を直接確認することができます。

企業情報


株式会社東陽テクニカは1953年創立以来、情報通信や自動車など多様な分野で技術革新を推進してきました。特に、5G通信や自動運転車の開発に関する技術提供に注力し、国内外での事業展開を進めています。安全で環境に配慮した社会の実現に貢献するため、最先端の技術開発と製品提供に全力を尽くしています。

「IM10/CS」は、これからの電子機器開発に欠かせないツールとなることでしょう。ぜひこの機会に、最新のイミュニティ試験ツールを体験してみてください。


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会社情報

会社名
株式会社東陽テクニカ
住所
東京都中央区八重洲1-1-6
電話番号
03-3279-0771

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