新しい息吹を吹き込む！廃棄インテリア再生プロジェクトの誕生

廃棄予定のインテリアや什器に新たな価値を与える株式会社uragamiが設立されました。目的は、家具や什器の廃棄を減らし、循環型社会の実現に向けた取り組みです。uragamiでは、廃棄予定のアイテムを選別・回収し、それらに修復やリデザインを施すことで、新しい命を吹き込みます。これにより、長年愛されてきたアンティーク風のアイテムが生まれ、未来を懐かしむ「Future Nostalgia」を感じることができます。

特筆すべきは、異業種の二社が力を合わせている点です。中古製品の買取で知られる株式会社浜屋と、サスティナブルなプロジェクトを運営する株式会社スタイルエージェントが連携。彼らの強みを活かし、uragamiの使命をより強固にします。これにより、「もったいない(MOTTAINAI)」を広め、リユース・リサイクルの重要性を再認識してもらうことを目指しています。

コラボレーションの強み

株式会社浜屋は、総合リユース・リサイクル事業を展開し、「まだ使えるのに、廃棄するのはもったいない」という理念のもと、環境問題の解決に向けた取り組みを行っています。同社は大量消費社会に対抗し、リユース・リサイクル活動を通じて、持続可能な社会の実現を追求しています。

一方、株式会社スタイルエージェントは、アパレルや飲食など幅広い業種で事業を展開し、2019年にはサスティナブルプロジェクトを立ち上げました。多くの企業と協力し、持続可能な社会作りに貢献しています。この二社の知見とネットワークを活かし、uragamiはさらに飛躍を遂げようとしています。

「PROJECT TOKYO」の紹介

興味深いのは、uragamiが2022年3月に開催される合同展示会「PROJECT TOKYO」に出展することが決まっている点です。会場では、廃棄される予定だったインテリアや什器をリユースし、新たな商品として展示されます。この機会を通じて、バイヤーたちは実際の商品を手に取り、その魅力を確認することができます。

uragamiのブースでは、顧客のニーズに応えるべく、担当コンシェルジュによる詳しい商品説明も行われます。サスティナブルな空間を通じて、環境に優しい商品の価値を広めることを目指しています。