日本パレットレンタル、DBJから高評価のBCM格付融資を受領

日本パレットレンタルがDBJ BCM格付融資を受ける

日本パレットレンタル株式会社（JPR）は、株式会社日本政策投資銀行（DBJ）から「DBJ BCM格付」に基づく融資を受けたことを発表しました。この融資制度は、DBJ独自の評価システムに基づき、防災及び事業継続に優れた企業を評価するための初の取り組みであり、JPRが受けた高評価は、同社の積極的なリスク管理活動を反映した結果と言えます。

DBJ BCM格付の概要

「DBJ BCM格付」融資は、世界初の特別な融資メニューであり、企業の防災力や事業継続計画（BCP）の取り組みを徹底的に分析し、その優れた結果をもとに融資を行います。JPRはこの融資プログラムを通じて、その防災及び事業継続への取り組みが特に評価されました。

高評価の背景

今回の評価では、以下の三つの主要な取り組みが特に高く評価されました。
1. 防災体制の構築：JPRはBCP委員会のもと、協力会社と連携して防災体制を構築しました。これは、生活物資の確保や在宅勤務時の避難訓練などを含むもので、全社員が参加し、防災力の強化に努めています。
2. リスク分析と対応：JPRは毎年、自社に関する網羅的なリスクを分析し、発生度や影響度の観点から優先的に対応すべきリスクを特定しています。このPDCAサイクルを構築し、中長期的なリスクコントロールを進めており、全社って危機管理体制を整えています。
3. 事業継続戦略の実効性：重要業務に不可欠な活動に基づいて目標復旧水準の設定を行い、必要な経営資源を確保して、IT-BCPを推進しています。このように、事業継続の実効性を高めるための努力を続けています。

今後の展望

これらの努力の結果、JPRは「防災及び事業継続への取り組みが優れている」と評価され、一層のサービス提供の安定性が確保されることとなりました。JPRは企業理念「私たちの住む社会を、もっと豊かにする原動力となる」に基づき、今後も有事における事業継続に向けた取り組みを強化し、安定的なレンタルパレットサービスの提供に努めます。

JPRの防災と事業継続に対する取り組みは、他の企業にとっても参考にすべきモデルケースとなりそうです。