誰でも簡単に使えるIT運用管理ツール「ITOGUCHI」への期待
アイビーシー株式会社(以下、IBC)は、ITインフラ運用に向けた新たな製品「ITOGUCHI」を2025年10月から提供することを発表しました。この革新的なツールは、急速に進化するIT環境に対応し、企業の運用管理の効率化を図るものです。
1. クラウドサービスの普及とその影響
近年、ワークライフバランスの改善や生産性向上を狙い、企業がクラウドサービスを導入する事例が急増しています。総務省の「令和6年通信利用動向調査」によれば、クラウドを導入する企業は80%を超え、その90%が効果を実感しているとのことで、今後も利用が拡大することが予想されています。
2. マルチクラウド時代のニーズ
IBCは、これまでも「IT障害をゼロにする」という理念で、製品やサービスを展開してきましたが、マルチクラウドおよびマルチベンダーインフラに対応するためには、新しい解決策が必要です。そこで誕生したのが「ITOGUCHI」です。このツールは、複雑化するインフラの現状を一目で把握できるようになることを目的としています。
3. ITOGUCHIの特徴
3.1 自動化された構成管理
「ITOGUCHI」では、マルチクラウドやマルチベンダーのインフラ構成を自動で可視化する機能が搭載されています。これにより、従来手動で行っていた構成図作成が不要となり、常に最新の情報を保つことができます。オートマッピング機能により、接続構成まで描画しながら、世代管理ができる点も大きな魅力です。
3.2 障害発生時の迅速対応
システムに障害が発生した場合、従来は混乱が生じ、誰がどこを担当するのかが不明確になることが多々ありました。しかし「ITOGUCHI」は過去の対応履歴を確認しながら、迅速なトラブルシューティングが可能です。これにより、属人化を防ぎ、迅速な初動対応が実現します。
3.3 最適な運用計画の提案
最新の構成情報に基づいて、設備更新や投資の最適なタイミングを提案する機能も備えています。無駄なコストを削減しながらシステムの安定運用を支援することが可能です。
4. IBCの取り組み
IBCは、2002年の設立以来、ITシステムの性能監視を専門にしてきました。システムの稼働状況や障害の予兆を把握するためのツール開発、販売、コンサルティングを行っています。
「ITOGUCHI」は、これまでの運用管理の概念を変革するためのインテリジェント・マネジメントツールとして、多くの企業に新しい価値を提供できると考えています。
5. 提供概要
「ITOGUCHI」の提供は2025年10月から予定され、月額40,000円(税抜き)からの利用が可能です。
お問い合わせ
さらに詳細な情報については、以下の企業情報をご参照ください。
- - 企業名:アイビーシー株式会社
- - 本社所在地:東京都中央区新川1丁目8番8号 アクロス新川ビル8F
- - 代表者:加藤 裕之
- - 設立年:2002年
- - 事業内容:ITシステム性能監視ツール開発・販売・コンサルティング
- - お問い合わせ先:電話:03-5117-2780、Email:[email protected]
- - 製品URL:ITOGUCHI
「ITOGUCHI」が、IT運用の新時代を切り拓くことを期待しましょう。