南三陸町が輝く、第23回KHBみやぎふるさとCM大賞
2023年11月23日、宮城県仙台市のKHBぐりりホールにて、第23回KHBみやぎふるさとCM大賞の発表審査会が開催されました。この年度も、地域の魅力を伝えるために多くの自治体が参加し、南三陸町の作品「推しができたら…」が栄えある大賞に選ばれました。この受賞により、同作品はKHBで今後120回放送されることが決定しています。
南三陸町は前回の受賞から2度目の大賞獲得となり、その地域の独自性と魅力が再評価される結果となりました。今回の審査会では、33の自治体が参加し、実に多様なCMが集まりました。それぞれのCMは、地域の名産や観光名所を敢えて新しい視点で表現し、審査員を圧倒する出来映えでした。
審査員のコメント
審査員長を務めたのは、仙台市出身のプロデューサー、残間里江子さんです。彼女は総評の中で「子どもや笑顔、水資源など、心に響く題材を通じて地域の魅力を引き出す力強さを感じた」と語りました。特に地域の名産品や観光スポットをPRするための創意工夫が、毎回新鮮である点が称賛されました。
KHBみやぎふるさとCM大賞は、2002年から宮城県内の各自治体に自らのふるさとの魅力を伝える30秒のCMを制作してもらい、その成果を広く一般に発信することを目的に開催されています。地域の特色や文化を深く理解し、それを表現する場として、この賞は重要な役割を果たしています。
発表審査会の模様
発表審査会の様子は2025年1月3日(金)の午後4時から放送される予定です。MCには、KHBアナウンサーの重信友里さんと本間秋彦さんが務め、地域の魅力や各入賞作品について深く掘り下げる内容が期待されます。
このCM大賞は、地域活性化を目指す多くの声を集める重要なイベントであり、参加した自治体にとっても自らの魅力を再確認する貴重な機会となっています。次回の大賞にはどの地域が名を連ねるのか、ぜひ注目していきたいところです。