Ninjastars、マイクロソフトスタートアッププログラムに採択！ゲームセキュリティを強化

Ninjastars、マイクロソフトスタートアッププログラムに採択

日本のサイバーセキュリティ企業で、特にゲーム業界向けのサービスを展開しているNinjastarsが、マイクロソフトのスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択されました。このプログラムは、グローバルなスタートアップエコシステムを構築し、革新的な技術を持つ企業の成長を促すことを目的としています。Ninjastarsは、これにより新たなビジネスチャンスが開かれることが期待されています。

Microsoft for Startupsとは？

「Microsoft for Startups」とは、140カ国以上で展開されるプログラムで、スタートアップと新しい顧客やチャネルパートナーを結びつける役割を果たします。Ninjastarsは、このプログラムを通じて、マイクロソフトが提供するさまざまな技術支援やパートナーシップのメリットを受けることができます。また、Azureを活用したテクノロジーサポートも享受できるため、セキュリティ対策においても大きな強みを持つことになります。

ゲーム会社対抗セキュリティコンテストの開催

Ninjastarsは、日本マイクロソフト社の後援を受け、ゲーム会社向けのセキュリティコンテスト（CTF）を開催する予定です。このイベントは、2021年5月14日にオンラインで行われ、ゲーム業界のセキュリティ意識を高めるとともに、チート対策に関する知見を共有するコミュニティ作りが狙いです。CTF（Capture The Flag）を通じて、参加者は実際のゲームを題材にセキュリティの基本から応用を学ぶことができます。

Ninja SpyとMicrosoft Azureの連携

Ninjastarsが提供するチート検出製品「Ninja Spy」は、マイクロソフトのクラウドプラットフォームである「Microsoft Azure」上で稼働しています。このインフラは高いセキュリティを誇り、ゲーム会社にとっては信頼性の高いサービス提供の基盤となることでしょう。Ninjastarsの目指すセキュリティの向上は、ゲーム業界全体の信頼性向上にも寄与すると期待されています。

Ninjastarsの成長とこれから

株式会社Ninjastarsは2018年に設立された企業で、主にオンラインゲーム業界向けの脆弱性診断やチート対策を提供しています。多くの大手ゲーム会社にもそのサービスが採用されており、急成長を遂げています。2020年には「東洋経済誌：すごいベンチャー100」にも選出され、その活躍は国内外で注目されています。今後の展開として、さらなるサービスの充実が期待されています。