特別試写会の様子
2025-06-24 10:45:26

映画『この夏の星を見る』特別試写会に映像学科卒業生が参加!

特別試写会の開催



2025年7月4日に公開予定の映画『この夏の星を見る』の特別試写会が、大阪芸術大学の7号館映画館で開催されました。このイベントは、映画の監督である山元環さんをはじめ、映像学科の卒業生や制作チームが参加し、新作の公開に先立って多くの学生や関係者が集まりました。

試写会には、山元監督の他、アストロフォトグラフィーやVFXを担当した竹本宗一郎先生、さらには『THE FIRST SLAM DUNK』で知られるプロデューサーの松井俊之さんもお越しいただき、上映後は公開収録が行われるという充実した内容になっています。

映画のストーリーと制作のこだわり



映画『この夏の星を見る』は、2020年のコロナ禍を背景に、星を見つける競技「スターキャッチ」に取り組む中高生たちの物語です。山元監督は、この作品を通して、困難な状況でも希望を持ち続け、仲間と繋がり合う姿を描いています。試写会中には、感情移入した学生の姿が見られ、作品がいかに彼らの心に響いたかが伺えました。

上映後の収録では、制作陣がこの映画にかけた熱い想いを語り、それぞれの役割について惜しみなく共有しました。山元監督は、「この映画は、自由が制限された中でも星空を通じて繋がれることを持つ学生たちの物語です」と語り、作品のテーマを明確にしました。

竹本先生は、星空の映像美に対するこだわりを伝え、その技法がどのように駆使されたのかを明らかにしました。「Day for Night」という技法を用いて、昼間の映像を夜の景観に変える難しさを説明しました。竹本先生の知見が導入されたことで、映画は視覚的にも心に響く作品に仕上がっています。

制作チームからのメッセージ



松井プロデューサーは、山元監督との出会いについて「彼のショートドラマを見て、映像から想像を広げる力を感じました」と語り、新しい才能への期待を表現しました。また、学生時代に得た知識と経験が、山元監督の映画制作にどれほど影響を与えたかを示すエピソードもありました。

試写会の後、学生たちが質問を投げかける中で、山元監督は自らの制作スタイルや企画の立て方についても言及しました。「考える時間を持つことが大切で、自分の意見をしっかり持つことが作品を生み出すのに繋がる」とアドバイスし、学生たちに未来への展望を描く大切さを訴えました。

大阪芸術大学での経験



山元監督は、大阪芸術大学での経験が自分の成長にどれほどプラスになったかを振り返りました。旧友たちと共に刺激的な環境で過ごしながら、映像制作の本質を学んできたことは、今の自身に深く影響を与えています。「自分が受け取った学びを基にして、外に向けて発信することが大切です」と学生たちにエールを送りました。彼は、「待つのではなく自ら行動することが重要」とも強調し、参加者を鼓舞しました。

今回の特別試写会を通して、『この夏の星を見る』に込められた思いや製作陣の情熱が一層伝わってきました。この映画は、コロナ禍という大変な時期においても希望を持ち続ける若者たちの姿を描く作品です。公開が待ちきれません!

作品情報


  • - タイトル:『この夏の星を見る』
  • - 公開日:2025年7月4日
  • - 公式HP: 公式リンク
  • - 監督: 山元環
  • - アストロフォトグラフィー / VFX: 竹本宗一郎
  • - 脚本: 森野マッシュ
  • - 音楽: haruka nakamura


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大阪芸術大学
住所
大阪府南河内郡河南町大字東山469
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