2025年大阪万博でのバーチャルライブに花譜とMori Calliopeが出演

大阪万博で魅せる次世代の音楽体験

2025年に開催される大阪・関西万博で、注目のバーチャルライブ「ARK 或ル世界」が実施されることが決定しました。この特別イベントには、人気バーチャルシンガーの花譜（かふ）と、世界的に活躍するバーチャルアーティストのMori Calliopeが出演します。彼女たちの音楽体験を通じて、未来の社会像や可能性を感じ取ることができるこの機会は、多くのファンにとって見逃せないものとなるでしょう。

ライブは、万博の公式バーチャルパビリオンである「バーチャル大阪ヘルスケアパビリオン」にて2025年6月19日（木）に開催されます。このパビリオンは、出展企業の展示やアトラクションが体験できる“ミライ”をテーマにした空間で、音楽ライブをはじめとした様々なイベントが予定されています。

演出に関しては、バーチャル大阪ヘルスケアパビリオンのディレクターである佐久間洋司氏がプロデュースを務め、さらにノベル型体験プロジェクト「Eudaimonia（ユーダイモニア）」の一環として行われることが発表されています。Eudaimoniaとは、個人と集団の幸福が重なることをテーマにしたプロジェクトで、来場者が選択した物語が進行し、その中で幸福、運命、自由意志といった重要なテーマを考察します。花譜とMori Calliopeのパフォーマンスを通じて、これらの問いかけが一層深まることでしょう。

花譜は2018年にデビューし、その独自の音楽スタイルと強烈な歌声でファンを魅了してきました。特に「組曲」シリーズでのコラボレーションは話題を呼び、YouTube登録者数は100万人を超え、動画総再生回数は3億回を突破しています。また、2022年8月には日本武道館でのワンマンライブを成功させ、2024年には代々木第一体育館でのライブも予定されています。彼女の成長は目覚ましく、バーチャルシンガーの代表格として次世代の音楽シーンを牽引しています。

一方、Mori Calliopeも注目されるバーチャルアーティストであり、日本語と英語を巧みに組み合わせた歌詞とラップスキルで数多くのファンを獲得しています。最新アルバム『PHANTOMIME』は世界のオルタナティブチャートで1位になり、各国で評価の高いアーティストです。2025年にはロサンゼルスでの初海外ソロライブを控えており、その人気は今後も広がりを見せると期待されています。

バーチャルライブ「ARK 或ル世界」の魅力

今回のバーチャルライブは、視覚と聴覚の両方で新しい体験を提供することを目的としています。特に、音楽以外の要素を加えることで、観客は単なる観覧者ではなく、物語の進行に参加するプレイヤーとしての役割を持つことができます。このインタラクティブな体験は、参加者にとって特別な思い出となり、未来の社会が目指す「人と社会が調和する未来」への理解を深める手助けとなるでしょう。

ライブ配信の詳細や各プラットフォームについての情報は、後日公開される予定です。興味のある方はぜひ続報をチェックしてください。

また、バーチャルヘルスケアパビリオンに関しては、来場者がどのように体験できるか、さらにはEudaimoniaプロジェクトの詳細も含め、公式サイトから最新の情報を得ることができます。2025年大阪・関西万博は、新しい文化や価値観を体感する素晴らしい舞台となることでしょう。どうぞお見逃しなく！