ナビタイムの新機能とは?
株式会社ナビタイムジャパンは、2025年11月13日より法人向けの地図・ルート検索API『NAVITIME API』に新機能を追加します。この新機能では、指定した地点周辺の施設に対する徒歩での移動距離や移動時間を一括で検索できるサービスを提供します。これは、ただの直線距離計算ではなく、実際に徒歩で移動するルートを基にした、より実用的なデータを提供することを目的としています。
徒歩移動の利便性向上
新機能の特徴として、検索対象となる周辺施設には駅やバス停、コンビニ、学校などさまざまなカテゴリを指定できる点が挙げられます。ユーザーは、どの施設をどれだけの件数で検索するかも指定可能です。この仕組みにより、例えば周辺に多くのコンビニがある場合でも、意図せずに特定のカテゴリに偏った結果が出る心配がなくなります。これにより、ユーザーは必要な情報をよりバランスよく手に入れることができます。
不動産業界のニーズに応える
この新機能は、不動産業界のお客様からの要望を受けて開発されました。物件周辺の施設調査としての利用や、最寄り駅から物件までの距離・時間の調査に非常に役立ちます。また、店舗や施設の新規出店計画においてもマーケティング調査に利用でき、それによってビジネスの戦略を立てる手助けとなります。
便利なAPIサービス
『NAVITIME API』は、ナビゲーションサービスを提供する『NAVITIME』やカーナビゲーションソフトウェア『カーナビタイム』で培った技術を基にしています。このAPIを利用することで、業務システムやウェブサイト、アプリケーションにナビゲーション機能を簡単に組み込むことが可能です。バスや車にも対応しており、業務支援サービスとして交通費精算や配送・移動の最適化などの機能も魅力です。
今後の利用可能性
この新たな機能の導入により、さまざまな業界での利便性が向上します。例えば、小売業者は周辺店舗の情報を正確に把握し、出店計画を立てることができます。また、観光業界でも観光地周辺の施設情報を提供することで、訪れる人々にとっての利便性を高めることが期待されます。加えて、不動産業界では物件情報を含む周辺施設の詳細な分析が可能になるため、顧客への提案力も強化されます。
お問い合わせ
機能の詳細や導入に関心がある企業様は、株式会社ナビタイムジャパンのソリューション事業部にて直接お問い合わせいただけます。WEBサイトの専用フォームを通じて、さまざまな質問や要望をお寄せいただけるようになっています。
「NAVITIME」は、株式会社ナビタイムジャパンの登録商標です。他にも記載された会社名や商品名は、それぞれの企業の商標または登録商標となります。