AI活用と自治体人事
2026-06-02 10:10:53

自治体業務の効率化を目指す!AIによる人事異動案作成の実証実験の開始

生成AIで自治体の人事異動を効率化



最近、自治体業務の効率化が求められる中で、岡山県岡山市に本社を置く株式会社両備システムズが、自治体の人事行政における新たな試みとして、生成AIを活用した「AI人事異動」というシステムを開発し、実証実験を開始しました。この実証実験は2026年5月から7月を予定しており、自治体特有の人事異動業務の効率化が目的です。

人事行政の現状と課題


自治体の人事業務は、採用・異動・研修・評価など多岐にわたり、その中でも特に定期人事異動は業務負担が集中する時期です。日本各地の自治体では毎年3月末に、数割の職員が一斉に異動します。これに伴い、関係者は膨大な事務作業を短期間で処理する必要があり、そのため人事部門に多大な負担がかかるのが実情です。
また、人事異動案の検討作業には、特定の条件や情報を扱うために特定の担当者に業務が集中する傾向があり、その結果、属人化や長時間労働が現れてしまいます。

AI人事異動の導入


このような課題に対処するため、両備システムズは「公開羅針盤V4人事給与システム」と生成AIを連携させ、効果的な人事異動案作成を実現することを目指しています。この「AI人事異動」は、自治体が管理するデータを活用し、AIが定期的な人事異動に必要な作業を効率化します。
これによって、従来は異なる担当者間で引き継がれていた判断根拠が一元化され、ノウハウが属人化することなく、一定の品質で業務を遂行できる体制が整います。

実証内容と評価基準


実証実験では複数の自治体と協力し、「人事給与システム」で管理される人事データを基に、AIが生成した異動案に対して以下の3つの評価基準を設けています。

1. 異動案採用率: AIが生成した異動案が従来の案とどの程度一致するかを評価し、業務時間の削減効果を測定します。
2. 異動案不採用理由: 職員がAIの提案を確認した際に不採用とした理由を分析し、AIの改善に役立てます。
3. 提案理由の説明充足度: AIが生成した異動案に対して、理由説明の充実度を評価し、公正性や透明性が保たれているかを検証します。

今後の展望


この実証実験による効果を明らかにし、定期的な人事異動の効率化を実現することで、自治体職員の負担軽減を図り、ひいては行政業務全般へのAI適用を検討します。

公開羅針盤シリーズの役割


両備システムズの「公開羅針盤シリーズ」は、自治体の内部業務を支援するためのソリューションを一元管理し、ペーパーレス化や情報の見える化を目指しています。このシリーズが、AI導入を一層促進し、自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させることでしょう。

詳しい製品情報や会社案内については、両備システムズの公式ウェブサイトをぜひ訪れてみてください。

会社情報

会社名
株式会社両備システムズ
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