NTTデータとニーズウェルが提携
近年、デジタル化の進展に伴い、企業のバックオフィス業務も変革を求められています。そんな中、株式会社NTTデータと株式会社ニーズウェルが組み、生成AIを活用した業務効率化の検証に乗り出しました。この試みは、特に経理や総務、人事などの業務領域において、さまざまな利点が期待されています。
検証開始の背景
バックスオフィスの業務は、一般的に多岐にわたるプロセスが存在し、その中で申請や確認、承認といった作業が伴います。しかし、これらのプロセスでは、担当者がすでに多くの作業負担を抱えており、特に申請時の入力ミスや記載漏れといった問題が発生しやすいのが実情です。そのため、業務効率化が急務となっています。
これに対処するために、ニーズウェルはこれまでにRPAやAIソリューションを多く導入してきましたが、今回新たに「つなぎAI」を利用することで、さらなる効率性やユーザーエクスペリエンスの向上を目指します。特にこのAIは、簡単に利用できるノーコードやローコードの手法を取り入れており、専門知識がない現場の従業員でもスムーズに導入が可能です。
検証内容の詳細
今回の検証では、「つなぎAI」を用い、利用者が自然な言葉で申請手続きを行う新たなシステムが実現できるかどうかを探っています。たとえば、「東京駅から大阪駅まで新幹線で出張」や「夏季休暇を取得したい」といったリクエストをユーザーが入力すると、生成AIはその情報を解析し、必要なデータを業務システムに適した形式へと変換します。
さらに、申請に必要な追加情報が不足している場合、AIは適切な指示をユーザーに提供し、各自がシステム画面を意識することなく、よりスムーズに申請を進めることができます。これにより、申請の品質や処理時間の短縮だけでなく、ミスや差し戻しのリスクも低減できると期待されています。
今後の展開
この検証を通じて得られた成果は、実運用の可能性を評価する基盤となります。ニーズウェルは、これらの結果をもとに新しいソリューションを開発し、顧客へより良いサービスを提供することを目指していきます。これにより市場への新規参入など、バックオフィス業務の支援をする際の領域を拡大することが狙いです。
また、バックオフィス業務だけにとどまらず、他の業種・業界に対しても業務効率化を進めるさまざまなサービスを展開し、顧客の生産性向上に貢献することが目標です。
会社概要
最後に、株式会社ニーズウェルの基本情報をご紹介します。株式会社ニーズウェルは1986年に設立され、東京都千代田区に本社を置くIT企業です。ソフトウェアの開発や運用、保守に加え、AI駆動の技術開発に取り組んでいます。詳細は公式サイト(
www.needswell.com)をご覧ください。