叡啓大学の特別講演に寄せられた感動の声
2023年4月22日、叡啓大学において、イブニングラウンジが開催されました。このイベントは、学生のキャリア形成支援の一環として行われており、今回はエピテみやび株式会社の田村雅美氏を招き、「課題をビジネスに変える力 〜社会の“困りごと”から起業した私のストーリー〜」をテーマに講演が行われました。
講演の内容と田村氏の取り組み
田村氏は、歯科技工士としてアメリカに渡り、ここで得た知識と技術をもとに新たな道を切り開きました。帰国後、歯科医院での働きを経て、乳がんで左胸を失った友人のためにエピテーゼ専門サロンを開設しました。彼女の取り組みは、単なるビジネスに留まらず、社会的な意義を持ったものとなっています。
田村氏は、自身の経験を元に、どのようにしてビジネスが生まれたのか、どのような社会の困りごとが存在するのかを熱く語りました。特に、エピテーゼという分野での取り組みが、多くの人々に勇気と希望を与えるものであるという点が印象的でした。講演中には、田村氏が製作したエピテーゼの実物も展示され、参加者からはその精密さや美しさに驚きの声が上がりました。
学生たちの反応
多くの学生が田村氏の話に耳を傾け、自らの進路についての模索や起業についての具体的なアドバイスを求めて積極的に質問をする姿が見られました。若い学生たちは、身近な日常の困りごとが起業につながる可能性を理解し、起業が特別なことだけではなく、自分自身の体験から始められることに気づきました。
参加した学生の1人は、「起業は大きなことだと考えていたが、小さな気づきから始められるのだと知った」と述べ、別の学生は、「自分の進路について悩んでいたが、田村さんから多くのアドバイスを受け、参考になった」と感想を述べました。
今後の起業家たちへ
田村氏の講演は、ただのビジネススキルの向上だけでなく、感動と思考を促すもので、多くの学生にとって刺激的な時間となりました。彼女の経験を通じて、学生たちは自らの可能性を再認識し、未来の道を切り開く勇気を持つことができたことでしょう。
叡啓大学は今後も、このような貴重な機会を提供し続け学生たちの成長を支援していくことでしょう。
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