33年ぶりの御開帳を記念した特別御乗印の販売
福井県勝山市にある平泉寺白山神社では、2025年5月23日から25日にかけて特別な御開帳が行われます。この機会を記念して、勝山駅のえちぜん鉄道内で特製の御乗印が販売されることが発表されました。特別御乗印は、平泉寺白山神社の豊かな歴史を振り返る素敵なアイテムです。
平泉寺白山神社の歴史
平泉寺白山神社は、717年に泰澄大師によって設立され、白山信仰の重要な拠点となりました。戦国時代には、約8000人の僧兵を擁する宗教都市として栄えましたが、1569年に一向一揆との戦闘に敗れ、全ての建物が焼失しました。その後、境内は再興され、現在では神社として多くの参拝者を迎えています。
さらに、同神社は「福井の苔宮」とも称され、その青色の屋根を持つ拝殿前には美しい苔が広がる様子が印象的です。早くも多くの観光客がこの歴史的な名所を訪れることでしょう。
御開帳の魅力
今回の御開帳では、伊弉冊尊(いざなみのみこと)が祀られる本社を含む複数の社が開放され、一般の方々がその神像を直接拝見する貴重な機会となります。特に33年という長い期間を経ての御開帳は、訪れる価値があるイベントです。
特別御乗印の詳細
特別御乗印は、平泉寺白山神社の特徴をデザインに取り入れ、両端には雄大な杉木をあしらい、中央に拝殿が描かれています。スタンプの部分には、「二の鳥居」が立体的に表現され、えちぜん鉄道がこの鳥居をくぐる様子がデザインされています。これにより、神社の魅力を感じながら、乗車記念の品としても楽しむことができます。
販売期間は2025年5月から7月の予定で、数量限定のため早めの入手をお勧めします。価格は500円で、えちぜん鉄道勝山駅内のえち鉄カフェで販売されます。営業時間は10時から16時で、火・水曜日が休業日となっているため、事前の確認が必要です。
売上の寄付について
御乗印の売上の一部は、平泉寺白山神社及びその周辺の環境整備に寄付される予定です。このような取り組みに参加できることも、特別御乗印を購入する楽しみの一つでしょう。
結び
平泉寺白山神社の御開帳は、歴史的な意義を再発見する良い機会です。特別御乗印を手にして、思い出に残る瞬間をぜひ記録してみてください。今後の詳しい情報も見逃さず、楽しみにしていてください!