北海道枝幸町の道の駅にEV充電器が導入
この度、Terra Charge株式会社が北海道の枝幸町にある道の駅「マリーンアイランド岡島」に新たに電気自動車(EV)用の急速充電器を設置することが決まりました。これは、近年のEV普及と充電インフラの整備が進む中での嬉しいニュースです。
EV充電インフラの重要性
政府はカーボンニュートラルの実現に向けて、2025年までにEV充電器の設置を急ピッチで進めており、2030年には全国で30万口の充電器を目標にしています。これに伴い、道の駅も防災機能や地域振興としての役割が求められています。
今回は、EVが持つ蓄電機能が災害時に重要な役割を果たすことが注目されています。EVが「走る蓄電池」として機能し、電力が途絶えた地域に電気を供給するという能力があるため、充電インフラは単なる利便性だけでなく、地域の安全にも寄与します。
ユニークな外観の道の駅
「マリーンアイランド岡島」は、その名の通り船を模した独特な外観が特徴的な道の駅です。この施設内には、地元の水産加工品や名産スイーツを扱う直売所があります。また、24時間利用可能なベビーコーナーも完備しており、子育て世代にとって非常に便利な施設となっています。
現在、町内にはEV充電設備が限られているため、この道の駅は特にEVで訪れる観光客やビジネス客にとって、欠かせないスポットとなっています。
テラチャージの特徴
Terra Chargeは、充電器の設置に際して自治体に対する経済的な負担を軽減するサービスを提供しています。これにより、施設の初期および維持管理費用が無料となり、充電環境が整えられることになりました。また、テラチャージの充電器は日本製で、部品の欠品リスクが少なく、コールセンターも24時間365日対応しています。
今回設置される急速充電器は、50kW出力のものです。道の駅「マリーンアイランド岡島」の所在地は、北海道枝幸郡枝幸町岡島1978番地13で、ここで新たな充電拠点が誕生します。
テラチャージアプリ
充電サービスを利用するには、テラチャージのモバイルアプリが便利です。利用者はアプリを通じて、簡単に充電スポットを検索し、充電を行うことができます。アプリのダウンロードは、App StoreおよびGoogle Playから可能です。
テラチャージは「すべての人とEVにエネルギーを。」をミッションに日本全国に充電インフラを広げています。これからも、EVの利用がますます広がる中で、地域の交通環境がさらに向上していくことが期待されています。
道の駅に新設されるEV充電器によって、観光やビジネスに訪れる多くの人々にとって、ますます便利な移動手段が確保されることでしょう。