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抹茶バブル到来、ニセコでの茶道体験が大人気

最近、世界中で抹茶が注目されています。特に、健康志向の高まりから、抹茶をスーパーフードとして扱う動きが欧米を中心に広がっており、カフェ文化でもその人気が顕著です。そんな中、ニセコでの外国人向けの茶道体験が新たな観光トレンドとして浮上しています。この体験を通じて日本文化の理解を深める外国人が増えており、日々注目される存在となっています。

茶道体験が新たな観光スタイルに

北海道・ニセコにはスキーリゾートとして多くの外国人観光客が集まりますが、近年は「スキーをしない層」にも楽しんでもらうための様々なアクティビティが求められていました。そこで、京都に本社を持つ株式会社アイディアルが、初の外国人向け茶道体験プログラムを立ち上げました。この体験は英語での解説があり、茶道の基本や和菓子とのマリアージュについて学ぶ内容が人気です。

昨年の初回開催では、オーストラリアやシンガポール、アメリカなど、10カ国以上から参加者が集まりました。参加者は、日本の伝統文化に触れられる貴重な時間に、大いに満足しています。参加者からは「茶道を通じて、抹茶が文化であることを実感した」といった声が多く聞かれます。講師による丁寧な指導は「手順が分かりやすく、心が静まるような時間だった」と評価されています。

お客様の声

参加者の中には、これまで抹茶ラテを楽しんでいたものの、茶道に触れることで新たな発見をした方が多数います。オーストラリアから参加した女性は「茶道体験を通じて、抹茶は単なる飲み物だけでなく、文化の一部であると感じました」と語ります。また、シンガポールから参加した別の女性は「ニセコには何度か来ているが、スキー以外でこのような日本らしい体験ができるのは初めて。家族にも勧めたい」と話しています。

日本のお茶文化を次世代に

この茶道体験プログラムは、単なる観光要素だけでなく、日本の伝統文化を未来へつなげる重要な役割を果たしています。株式会社アイディアルの代表、藤原長憲氏は「世界的な抹茶ブームの中で、日本のお茶文化を広めたいと思い、このプログラムを立ち上げました。抹茶を飲むだけではなく、それを通じて心を整える時間としても楽しんでほしい」と意気込みを述べます。

2025年12月8日から開催される第二回茶道体験会は、参加者にとって新しい日本文化を体験する貴重な機会となります。このプログラムは、実際の茶の湯を体験しながら、心を整え、リラックスできる内容です。

詳細情報

日時：2025年12月8日～2026年3月中旬、14時～、15時～、16時～、17時～の全4回
所在地：北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条4丁目5−32 山翠ニセコエントランス内
* 申し込み方法：WEB予約や現地での申し込みも可能です。詳細な情報は公式サイトをご確認ください。

新たに芽生えたニセコにおける茶道体験は、外国人観光客にとって、日本の文化を体感する素晴らしい機会を提供しています。抹茶を通じて、日本の風情や伝統を伝えるこのプログラムの今後の展開に期待が寄せられています。

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