東京都ベンチャー技術大賞 表彰式が盛況に開催
2023年11月21日、東京ビッグサイトで行われた産業交流展2024において、東京都ベンチャー技術大賞の表彰式が開催されました。この大賞は、革新性と将来性が期待される製品や技術、サービスを表彰するもので、今年は137件の応募から厳選された14社が受賞の栄光を手にしました。
大賞を受賞したのはCraif株式会社
受賞企業の中で特に注目を集めたのが、東京都文京区に本社を置くCraif株式会社。同社の「マイシグナル・スキャン」が大賞に輝きました。この技術は、日常生活に役立つ革新的なシステムとして評価されており、小池百合子東京都知事から表彰状やトロフィー、記念品が贈呈されました。
受賞企業の多様性
受賞企業は、技術力と独自性を持った中小企業ばかりでした。東京都ベンチャー技術優秀賞には、視覚障がい者向けの歩行支援機器を提供する株式会社Ashiraseや、介護支援システムを開発する株式会社Z-Worksなどが名を連ねています。
優秀賞受賞企業一覧
- - Ashirase株式会社: 視覚障がい者向け歩行支援機器「あしらせ」(公式サイト)
- - 株式会社Z-Works: 介護支援システム「ライブコネクト」(公式サイト)
- - SPACECOOL株式会社: 日中放射冷却素材「SPACECOOL」(公式サイト)
奨励賞と特別賞の受賞も
また、奨励賞には世界初の機能性細胞デバイス「ヒト3Dミニ肝臓」を開発する株式会社サイフューズが選ばれるなど、革新性を持った企業が次々と表彰されました。特別賞に輝いた企業には、車両の盗難防止システム「SMART BLOCKER」を開発したGlobal Mobility Service株式会社が含まれています。
奨励賞受賞企業一覧
- - サイフューズ株式会社: ヒト3Dミニ肝臓(公式サイト)
- - Fairy Devices株式会社: コネクテッドワーカーソリューション(公式サイト)
- - 株式会社PocketRD: 3D スキャナー「AVATARIUM」(公式サイト)
ツクリエの役割
このプロジェクトを運営しているのは、株式会社ツクリエです。東京都からの受託事業として、中小企業の革新を支援する取り組みを行っています。同社は起業支援やイベント企画、アクセラレーションプログラムの開発なども手掛け、未来のビジネス環境を形成するサポート役を担っています。
【ツクリエについて】
株式会社ツクリエは、起業家を応援するプロフェッショナルとして事業展開しており、次世代のイノベーションを生み出すために必要なサポートを提供しています。
詳細はこちら:
ツクリエ公式サイト
今後の展望
東京都ベンチャー技術大賞は、革新的な製品や技術を持つ企業を広く認知させる重要なプラットフォームとなっています。今後も、このような取り組みを通じて、東京都内の中小企業の発展に寄与していくことでしょう。受賞企業の取り組みがますます注目され、その成長が期待されます。