生理ビジネスの未来
2024-10-25 19:14:21

女性企業家が語る、生理ビジネスとジェンダー課題の真実

生理ビジネスとジェンダー課題を考える特別講義



2024年10月15日、株式会社Be-A Japanが桜美林大学で特別講義を実施しました。講義のタイトルは「生理ビジネス5年目!ジェンダー課題を乗り越える。女性企業家によるアンコンシャスバイアス大解剖」。

この講義では、女性特有の健康問題やそれに伴うビジネス戦略について話し、男女47名の学生に向けて、ジェンダー課題の認識を深める意義を考察しました。Be-A Japanは、超吸収型サニタリーショーツ「Bé-A」を展開する企業で、女性の健康をサポートする取り組みを行っています。

企画の背景と目的



Be-A Japanは、これまでに8,000名以上の声を聴き、また思春期前から社会人まで男女1,000名以上を対象に生理セミナーを開催してきました。企業の代表を務める髙橋くみ氏は、ジェンダーを理由に直面するストレスや偏見の存在を伝えると共に、正しい知識の重要性を強調しました。また、ジェンダー問題に沿ったセミナーを通じて、女性の特有の健康課題の理解がいかに不足しているかを指摘しました。

特別講義の構成



講義は4部構成で行われました。第1部では、ライフステージに応じた女性特有の健康課題について、例えば生理や更年期の症状について解説がありました。参加者からは「自分でも知らなかったことが多かった」などの声が寄せられ、教育の必要性が再認識されました。

アンコンシャスバイアスに関する議論



第2部では、社会問題とアンコンシャスバイアスについて議論しました。2024年の日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中118位であり、その要因として教育や健康だけでなく、政治・経済における格差が強調されました。ここでも、男女の偏見がいかに女性活躍を妨げているかが、具体的な事例を交えて紹介されました。

Be-A Japanの取り組み



第3部では、Be-A Japanが取り組む女性特有の健康課題に対するビジネス戦略について説明がありました。これまで企業とのコラボレーションを通じた商品展開や、新しい商品開発における工夫についても紹介されました。吸水ショーツの機能性だけでなく、消臭アロマミストの共同開発の背景についても触れ、実際に試してみることで学生たちの関心が高まりました。

未来への提案



最終的に第4部では、ディスカッションを行い、参加者が生理やジェンダーに対する理解を深めるための意見を交換しました。各テーマについて話し合い、発表することで具体的な解決策や新しい視点が生まれました。この交流を通じて、ジェンダー問題に対する意識が高まると共に、社会の進歩に繋がることが期待されます。

まとめ



今回の特別講義は、若い世代がジェンダー課題についての認識を深め、今後のキャリアに生かすための重要な一歩となりました。Be-A Japanの取り組みを通じて、学生たちが自らの体について理解を深め、社会における男女平等を実現するための第一歩を踏み出すことを願います。


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会社情報

会社名
株式会社Be-A Japan
住所
東京都渋谷区神宮前5-1-7青山アロービル2F
電話番号
03-3473-3939

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