エンジニアがアニメを創造する新たなハッカソンイベント開催！

新たな挑戦：エンジニア向けアニメーションハッカソン

2019年4月30日、東京都中央区に位置するFuture Tech Hubにて、エンジニア向けに特化した新しいアプローチのアニメーションハッカソンが実施されます。このイベントは、アニメ制作とハッカソンが融合することを目的とし、参加者が集まってアイデアを具現化します。グループスタジオ戦略を掲げる株式会社ツインエンジンと、先進的なクリエイティブファームであるパンケーキ株式会社が共同で開催するこの催しは、従来のアナログ的なアニメ制作方法から脱却し、最先端の技術を駆使することで新たなエンターテイメントの形を模索します。

ハッカソンの目的と背景

本ハッカソンは、最新技術を取り入れたアニメ制作の重要性から生まれました。パンケーキ株式会社の前身であるエクスペリメントラボとして2018年よりアニメ業界の革新を目指し、3DCGソフトのBlenderを用いた制作や、VRChatを利用したアニメ制作の可能性を探求してきました。

特に注目すべきは、これまでのアニメ制作の方法を超えた形式を志向している点です。最新のハードウェアやソフトウェアを使いこなすエンジニアたちの力を組織し、アニメ業界に新たな風を吹き込むことが期待されています。

アニメ業界と最新技術

参加者は、Virtually Augmented Reality (VR・AR)といった新技術、さらにはゲーム制作技法を駆使し、まったく新しいアニメコンテンツを生み出すことを目指します。これにより、業界の多様な可能性を引き出し、より多くの人々にアニメを楽しんでもらう機会を提供します。エンジニアとアニメクリエイター、両者が協力し合うことで、視覚的にも技術的にも革新的なアートが誕生することが期待されます。

参加方法と詳細

ハッカソンへの参加を希望する方は、定員が20名から30名に拡大した本イベントに応募することができます。参加費は2000円で、懇親会費として使われます。本イベントはアイデアの拡大と共有を目指しており、新たなネットワークの構築にも最適です。

審査員の紹介

開催されたハッカソンでは、アニメ界の著名なクリエイターたちが審査員として参加します。アニメ監督りょーちもがその一人であり、彼は『BECK』や『夜桜四重奏』といった数々の作品に関与してきました。また、山元隼一監督や、パンケーキ株式会社の代表取締役である迫田祐樹氏も参加します。彼らの視点から新しいアニメ作品がどのように評価されるのか、一層の注目が集まります。