食品表示の新サービス
2025-04-03 15:28:48

食品表示ラベル作成を店舗で簡単に!新クラウドサービス登場

店舗で簡単に食品表示ラベルを作成できる新サービス「sinops-CLOUD FoodCAS」



株式会社シノプスが、新しいクラウドサービス「sinops-CLOUD FoodCAS」を発表しました。このサービスは、店舗での食品表示ラベルの作成を簡単・安心・安全に行えることを目的としています。株式会社T-Mustと提携し、食品製造過程でのレシピ管理やラベル作成を支援するこのサービスは、特にスーパーマーケットにおける惣菜の差別化を図る上で非常に重要です。

背景



最近ではスーパーマーケットが独自の惣菜メニューを開発し、他店との差別化を試みることが増えています。その一方で、2020年4月の食品表示制度改正により、栄養成分の詳細な表示が義務づけられ、店舗側はより専門的な知識を必要とするようになりました。一部の企業では、表示の統一を図るために本部がメニューを一括管理し、現場の裁量が制限されているという現実があります。これにより、地元の食材を活かした独自商品を開発することが難しく、取り扱いに苦慮する店舗が増加しています。このような課題に応えるべく、シノプスは新たなサービス「sinops-CLOUD FoodCAS」を展開しました。

「sinops-CLOUD FoodCAS」の特長



この新サービスには、三つの大きな特長があります。

特長1: 自動計算機能



商品に使用する原材料とその配合量を入力するだけで、栄養素や原価、添加物の配合割合が自動で計算されます。このため、専門知識を持たない店舗でも、必要な情報を簡単に揃えることができ、スムーズに食品表示ラベルを作成できます。

特長2: シンプルな添加物表示



T-Mustの特許技術を利用し、1,500種類以上の添加物の名称を自動集約。添加物の名前をわかりやすくまとめることで、消費者に安心感を提供しつつ、商品開発を支援します。これにより、製品の魅力をさらに高める効果が期待できます。

特長3: クラウドでの情報共有



食品メーカーは、クラウドに商品情報を登録できるため、複数の小売業に対して原材料情報を簡単に提供可能です。これにより、情報交換に際して発生する複雑な契約や手続きが不要になり、業界全体の効率化を促進します。

今後の展開



シノプスは、法制度に関する最新情報の通知機能や、需要予測機能との連携を強化し、「sinops-CLOUD FoodCAS」を進化させていく予定です。特に、在庫管理や原材料発注の最適化を図ることで、店舗の効率性向上に寄与することを目指しています。

まとめ



「sinops-CLOUD FoodCAS」は、食品小売業界における新しいアプローチであり、店舗の表示ラベル管理を大きく変革します。シノプスは今後も、食品小売業の競争力を引き上げるため、さらなるサービス拡充とその改善に努めていくことでしょう。これによって、消費者にとってもより魅力的な商品提供が実現されることが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社シノプス
住所
大阪府豊中市新千里東町一丁目5番3号千里朝日阪急ビル16階 東京建物梅田ビル5階
電話番号
06-6836-5780

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