日ラオス外交関係樹立70周年記念プログラム
2025年に、日ラオス外交関係の樹立70周年を祝う一環として、特別な交流プログラムが実施されます。ラオスのエネルギー分野に興味を持つ学生たちが日本に訪れ、エネルギーに関する講義や視察を通じて、日本への理解を深める機会を得るのです。このプログラムは、外務省が推進する「対日理解促進交流プログラムJENESYS」の一部であり、双方の関係構築にも寄与することを目指しています。
プログラムの概要
この交流プログラムは、以下のように実施されます。
- - 期間: 2025年3月4日(火)から3月11日(火)
- - 参加者: ラオスから選ばれた16名の学生
- - 訪問地: 東京都、神奈川県、福井県
プログラムの初日は、来日とオリエンテーションが行われ、その後、資源エネルギー庁での講義が予定されています。次の日には、つばめBHBの講義を受け、東京国立博物館を視察することで、日本の文化や歴史にも触れることができます。さらに、福井県での学校交流を通じても、実際の日本の教育システムや生活環境を直接体験する機会が提供されます。
ホームステイの魅力
プログラムの中でも特に注目されるのが、ホストファミリーとの対面式とホームステイです。この期間に学生たちは日本の家庭に滞在し、文化交流を図ります。ホストファミリーとの交流は、単に言葉を交わすだけでなく、生活習慣や食文化の違いを体感しながら、友情と信頼を築く貴重な体験となるでしょう。また、ホストファミリー歓送会やワークショップが行われ、学生たちは自らの考えや学びをまとめ、成果を報告する場も用意されています。
言語の壁を越えて
このプログラムは、ラオス語と日本語の使用が求められ、多文化理解を深めるための重要なステップです。言葉の壁を乗り越え、交流を通じて生まれる友情は、今後の両国の関係性をより深めるものとなるでしょう。
JENESYSプログラムについて
「JENESYS」は、日本政府(外務省)が様々な国との人的交流を推進するために設立されたプログラムです。このプログラムを通じて、参加者は日本に対する理解を深め、外交基盤の強化を図っています。また、各国の若者が日本を訪れることで、彼らが日本の魅力を伝え、その体験を地元に持ち帰ることが期待されています。
お問い合わせについて
本プログラムに関する詳細や参加方法については、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)の公式ウェブサイトからお問い合わせが可能です。興味のある方はぜひこちらをご覧ください。
ラオスの学生たちが日本での経験を通じて新たな友情を築き、国際理解を深める機会のもと、日本とラオスの関係がより一層強化されることが期待されます。今後の彼らの活躍にも注目です。