絵本『ねずみくんのチョッキ』から生まれた手帳
長い間愛され続けている絵本『ねずみくんのチョッキ』から、待望の文庫サイズ手帳『ねずみくんの文庫手帳』が2025年11月6日に発売されることが決まりました。株式会社ポプラ社から発行され、シリーズ累計500万部を超える人気作のキャラクターが、日常使いできる手帳として登場します。
等身大の可愛らしいデザイン
この手帳は、シリーズの主人公であるねずみくんの公式身長である2.6センチに合わせたカバーが特徴です。絵本『ねずみくんのチョッキ』を手元に置いている人にとっては、懐かしさとともに新たな楽しみを提供してくれることでしょう。家にある絵本と並べてみると、そのサイズ感のリアルさが際立ち、思わずほっこりしてしまいます。
書きやすさ抜群の方眼仕様
手帳の中面は方眼ノートになっており、自由にメモや日記を記入できます。自分だけの日々の記録を残すのはもちろん、読書記録やアイデアのメモなど多彩な使い方ができるのも魅力的です。また、ページの隅にはねずみくんたちの可愛いデザインが施されていて、毎日手帳を手に取るのが楽しみになります。
遊び心満載のパラパラ漫画
さらに、ページの隅にいるねずみくんがパラパラ漫画になっています。この遊び心がどれだけ楽しさをプラスしているかは、実際に手に取った人にしかわからないでしょう。めくる度にねずみくんが動く様子に、思わず笑顔がこぼれてしまいます。
クリエイターたちの情熱
『ねずみくんの文庫手帳』の背後には、著者のなかえよしをさんと絵を担当した上野紀子さんの二人のクリエイターがいます。なかえさんは神戸で生まれ、日本大学芸術学部美術科を卒業後、広告デザイナーから絵本作家に転身。代表作には『いたずらララちゃん』や『ねずみくんのきもち』があります。上野さんは埼玉県出身で、同じく美術科を卒業。彼女の絵本の多くは、こどもたちの心を優しく包んでいます。彼女は2019年に逝去しましたが、なかえさんはその遺志を受け継ぎ、コンピューターを駆使して新しい作品を生み出しています。
愛され続ける『ねずみくんの絵本』シリーズ
『ねずみくんの絵本』シリーズは、1974年の第一作の発売以来、多くの読者に愛され続けています。赤いチョッキを着たねずみくんが小さな体で様々な冒険を繰り広げる物語は、ユーモアと温かさを兼ね備えており、親子三世代にわたって楽しんできた作品です。現在までに43作が刊行され、累計500万部を突破しています。
「ねずみくんのチョッキ」をはじめとするこのシリーズは、これからも多くの人々に感動を与え続けるでしょう。
作品情報
- - タイトル: 『ねずみくんの文庫手帳』
- - 著者: なかえよしを(作)、上野紀子(絵)
- - 定価: 649円(税込)
- - 発売日: 2025年11月6日
この手帳を手にすることで、日常がどれだけ楽しくなるか、皆さんもぜひ楽しみにしていてください!