日本経済大学の長谷部彩音選手が初のラグビー日本代表に
このたび、日本経済大学に在籍する長谷部彩音選手(経済学部3年・大分東明高校出身)が、ラグビー女子セブンズの日本代表メンバーに初めて選ばれました。彼女は、2025年のアジアラグビーエミレーツセブンズシリーズのスリランカ大会に出場し、4試合を戦い抜きました。「インドネシア戦」で記念すべき初トライを決め、チームの優勝に貢献しました。
長谷部選手の心の声
大会を終えた長谷部選手は、「日本代表としてアジアラグビーエミレーツセブンズシリーズの舞台に立てたことを心から光栄に思います」と語りました。初出場ということもあって、大きなプレッシャーを感じながらも、これまでの努力を信じて自分らしいプレーを貫けたことに誇りを持っていると同時に、さらなる成長を誓っていました。
支えてくれた全ての人々への感謝の気持ちを忘れず、これからも全力で挑戦し続けるという意志を見せました。彼女の決意は、今後の日本ラグビー界に新たな希望をもたらすことでしょう。
スリランカ大会の結果
長谷部選手を含む日本代表チームは、スリランカ大会で見事な成績を収めました。大会初日、プールDの対戦では、日本はインドネシアに73-0、アラブ首長国連邦に69-0、インドに43-0と圧倒的な勝利を収めました。さらに、大会2日目には順位決定トーナメントに進出し、準決勝でホンコン・チャイナに31-0、決勝では中国に29-0で勝利し、優勝を果たしました。
また、同大会には本学の卒業生であるサバナ・ボッドマン選手も出場。彼女は7トライを決める活躍を見せ、チームに重要な貢献をしました。サバナ選手の活躍もあって、日本代表は大会を通じて勢いを増し、強力なチームとしての存在感をアピールしました。
日本経済大学の教育理念
日本経済大学は、1956年に創設された都築学園グループに基づく教育機関で、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神に掲げています。経済と経営に特化した実学を重視し、国際的な視野を持った人材を育成。このような教育的背景が、長谷部選手のような優秀なアスリートを生み出す土壌となっています。福岡県太宰府市に本校があり、他にも神戸三宮キャンパスや東京渋谷キャンパスがあります。大学は多様な文化と学問に囲まれた環境を提供し、多くの留学生も迎えています。
今回の大会を経て、長谷部選手だけでなく、日本の女子ラグビー全体がさらなる飛躍へと繋がることが期待されます。今後の彼女の成長と活躍から目が離せません。