ペットを供養する新たな形「真珠葬」の受付開始が決定

ペットを愛する人々へ「真珠葬」の提案

ウービィー株式会社が手がける「真珠葬」は、大切なペットを失った飼い主に対して、ユニークな供養の形を提供します。このプログラムでは、ペットの遺骨を真珠に変えることができる特別な技術が用いられています。2026年からの参加者募集が2025年12月より開始されることが発表され、多くの方に期待が寄せられています。

真珠葬とは

真珠葬は、長崎県五島列島奈留島で育てられたアコヤガイの技術を活用し、ペットのお骨を真珠にするという日本初の試みです。この取り組みは、ペットを失った飼い主の心を癒すことを目的としており、これまでにも218人以上が参加してきました。

なぜ真珠葬が生まれたのか

このプロジェクトの発案者である松下吉樹教授は、自身がペットロスを経験した際にペットの骨を真珠にできないかを考え、地元の養殖実業家と協力し「真珠葬」を形にすることができました。参加者は、奈留島の美しい自然の中でアコヤガイを育てる過程に参加できるため、供養がより一層意味深いものになります。手がけるウービィー株式会社は、単なる供養にとどまらず、地域の活性化にも力を入れています。

参加を希望される方へ

2026年の真珠葬は春葬と秋葬の2回にわかれて行われる予定で、各募集数は50名です。参加希望者は、最初に12個のお骨を海に託し、約1年後に「虹の守珠」2珠以上を受け取ります。この特別な真珠は自然の力によって作られるため、色や形は個々によって異なるのが魅力です。

受付概要

- 春葬

- 受付期間：2025年12月～2026年3月
- 核入れ時期：2026年5月下旬～2026年7月
- 誕生予定：2027年5月

- 秋葬

- 受付期間：2026年6月～2026年9月
- 核入れ期間：2026年10月下旬～2027年1月
- 誕生予定：2027年11月

参加者には、定期的に生育過程の報告や島の情報が提供され、現地訪問が困難な方でも安心して待つことができます。詳細な連絡は、ウービィー社の公式LINEやウェブサイトから行えます。

参加者の声

実際に真珠葬を体験した方々からは、「参加することでペットとの思い出が深まり、日常を取り戻せた」との声が多く寄せられています。心の癒しを求める飼い主にとって、このプログラムは新たな希望の光となっているようです。

ご費用とオプション

参加費用は一式550,000円（税込）で、真珠の確保を含む参加費用としては一般的です。また、真珠をアクセサリーとして加工できるオプションも用意されています。ペンダントヘッドは約14mmで、16,500円の価格が設定されています。これらは、愛するペットの思い出を身につけるための素晴らしい選択肢です。

まとめ

愛するペットを失った後の深い悲しみを少しでも和らげるために、ウービィー株式会社の真珠葬は心の寄り添うサービスとして位置づけられています。新しい供養の形が求められる中で、地域との結びつきを大切にしながら、さらに多くの人々に知ってもらえるような活動を続けていくことが期待されています。心の琴線に触れる「真珠葬」の魅力を多くの人に伝え、受け継いでいくことが、彼らの使命といえるでしょう。