徳川宗春公を偲ぶ会 ~ゆめのあと~
名古屋市昭和区の八事山興正寺にて、株式会社西田葬儀社がNPO法人宗春ロマン隊と共に、2024年11月5日(火)に「徳川宗春公を偲ぶ会 ~ゆめのあと~」を開催します。このイベントは、名古屋の歴史的偉人である徳川宗春の功績を振り返り、その影響を受けた名古屋の文化について参加者に知識を深めてもらうことを目的としています。
徳川宗春とは何者か?
徳川宗春(1696年-1764年)は、尾張藩の七代藩主であり、名古屋の発展に大きく貢献しました。彼は「温知政要」という経済政策を基に、名古屋の経済を活性化し、町人や農民たちに豊かさをもたらしました。その影響で、冠婚葬祭がより豊かに行われるようになり、また芝居小屋の数も増え、名古屋は「芸処」としての地位を確立しました。
特に、宗春は文化と経済の融合を奨励し、今も多くの人々に慕われる存在として名を馳せています。このイベントでは彼の偉大な人生の一部と、そのメッセージを応募者に伝える機会が設けられます。
イベントの詳細
当日は、特別講演が行われる予定です。南山大学名誉教授でありNPO法人宗春ロマン隊の理事長である安田文吉先生が登場し、宗春公の人物像や彼の功績について詳しく解説します。さらに、興正寺の住職である西部法照氏が宗春公と興正寺の関わりについてもお話しします。
午前中には特別読経や焼香の時間も設けられ、参加者は静かに宗春公を偲ぶ時間を持つことができます。また、弔辞では、宗春役を演じる松井健斗さんと、その娘役の石井恵梨さんから、宗春公への思いが込められた言葉が送られます。
更に、式場内には宗春公にまつわる品々や直筆の絵をテーマにした祭壇が設置され、参加者は彼の歴史を深く学ぶことができます。江戸時代から続く企業の品々や、特別に用意された食べ物も供されるなど、限られた時間での贅沢な体験が提供されます。
参加者には、老舗の両口屋是清からオリジナルの千なりがプレゼントされ、これには「慈」と「忍」の文字が焼印されている特製品です。さらに、宗春公の功績を解説した三つ折りパンフレットも配布され、歴史の理解がさらに深まることでしょう。
参加方法と注意事項
この特別なイベントは、2024年11月5日(火)午前9時から午後1時まで、名古屋市昭和区八事本町78の八事山興正寺光明殿で開催されます。参加費は無料で、平服での参加が推奨されています。
興味を持たれた方々には、ぜひとも参加していただき、徳川宗春公の偉業に思いを馳せる貴重な時間をお楽しみください。宗春公の生涯や彼が名古屋にもたらした影響を知る良い機会です。
詳しい情報は、
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